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雑談:スマイル0円に救われた話

新聞配達を辞めて1ヶ月半。
主な収入源はUber Eatsのみになり、配達回数は2,500回を超えた。

これだけの数をやっていても初めてでビックリすることがあって、今日はこんなことが。↓

Uberドライバーアプリの画面より

Uber配達用アプリで「商品数8個」(普段はだいたい1〜5個くらいで収まっている)と表示されていたので、何かと思って信号待ちをしている間に確認してみたら、
そのうち5個は「スマイル」だった。

あの「スマイル0円」って、デリバリー対応だったんだ!?
しかも、わざわざ注文する人がいるんだ!?さらにしかも5個!

2,500回の配達の中で、こんなの初めてだった。

私は、信号待ちの交差点で注文情報を確認して、突然一人で笑い出した変なオッサンになってしまった。

しかし真面目になって考えてみる。
どうやってスマイルを届けるんだ?と。
まさか配達員の私が…? いや、キモいだろ(汗

その心配は、マックの店舗での受け取り時に解けた。

マックの紙袋に描かれた「スマイル0円」

店員さんの手書きメッセージだった。
忙しい中、殴り書きにならず丁寧に。
頭が下がる思いである。

たったそれだけのことなのだが、私はずいぶん気持ちが救われた。

というのも、今の今まで悩んでいたのだ。
新聞配達を辞めた分の稼ぎをUber Eatsでカバーできると思っていたが、実はそれがなかなか思い描いた通りにいかない。
最近は、いかにスムーズに配達を終わらせて効率よく稼ぐのかばかり考えていて、気がつくと焦ってばかりで単調な作業を繰り返していることが多くなった。

そんなふうにコスパだタイパだと頭がいっぱいになっていたところ、コスパタイパ度外視の「スマイル0円」を眼前にぶち込まれたのである。

大事なことは何なのか気付かされた、ってやつだ。
ただ作業をこなすんじゃなくて、仕事としてお客様や店舗の皆様に喜んでもらうのではなかったのか自分、と。

それで私の悩みの種が消えたわけではないが、0円でできるスマイルひとつできないでいては、事態が好転するはずがない。

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