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【写真】空にゆだねる:巡り日2025/02/19

梅の花のこの時期(まだ一分咲き程度だけど)、メジロやヒヨドリを見かけると見境なくカメラを向ける。

木の影になっていてシルエットのようになっても構わず撮る。
むしろ、シルエットは色彩や模様が無い分、動きに意識が向く。メジロのような小さい鳥なら尚更その動きが面白い。

連続シャッターで切り取った画を一つ一つ見ていくと、

シルエットを撮っていたつもりが、目だけ影からはみ出て強調された画が混ざっていた。

さあ、たまたま捉えたこの瞬間、どのように使おうか?

ちょうど背景の白がメジロに重なって真横に伸びているのを利用したい。
3:2の比率のまま横に90度回転させて、縦長感を出して…

こんなんなりました。

まるでメジロが真上に飛び立とうとしているかのよう。
モノクロにしてさらに強調した目は、心の向くまま、高みを目指す意志を表す。
小さな身体を広い空(世界)にゆだねて、飛び込んでゆくのだ。

今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます!

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