ゴシック調の装飾完成
やはり、Tetugakuyaは、サクラダファミリアだとか言っていたので、そういうことなのでしょうか。
構想と着工までに長い時間をかけて出来上がりました。
こうみえて、いざという時には、アクリル板をはめられるようになっているんです。
構想は、2021年の11月ごろから始まりました。
桐の集成材を購入して、カットしてもらいました。
ここでも、工作員T さんが活躍されました。
桐は、柔らかく加工しやすいですが、割れやすいため、筋違いになるように2枚の板を合わせてボンドでくっ付けて、一枚の板を作ります。
そして、デザインを書いていきます。
写真は2021年11月16日
装飾が細かいため、ジグソーで切り抜く際に、欠けてしまわないように、丁寧に作業します。
Tさんが一枚作ってくださいました。
2021年12月5日
「お主もやってみるが良い!!」とお客様のフォトグラファーにジグソーを握らせたこともありました。
2021年12月10日
私も、ジグソーの型抜きにハマってしまいました。桐は、切り抜きやすい!
2022年1月3日
日付は飛びまして4月がやってきます。
あれだけ、壊れないように、細かなところを丁寧に扱ったのに、最終的には、破壊していくという、2歩進んで3歩戻るような謎の工作期間に突入します。
「あれ?裏表逆にくっ付けてた!」など、奇妙な展開に。
作業を手伝ってくださっているのは、佐々木さんです。
嫌な予感は的中、横に通した支柱の一つはバギという音を立てて割れましたが、Tさんは「ああ、直せばわからないから。」と、修復と工作が同時進行。
4月17日
何とか、立ち上がりましたが、装飾の細かなところは沢山欠けました。後でいくらでも誤魔化せるから、ということでしたが、最初に丁寧にやったあの時間は一体・・・。
私も微々たるところでお手伝い。
2022年4月29日
それから、幾月か経ちまして、6月11日。
仮に設置してみます。
嘘だろ・・・。
サイズや高さが予定と違うぞ!!
・・・などということもありましたが、そもそも最初に測ったのか、それとも測ることろを間違えていたのか・・・。
まだ、この時点では、何色にするのか決まっていませんでした。
白がいいのではないかという案が出て、一番右だけ白に塗ってあります。
塗りを終えなければ、設置をすることはできないので、しばらくは、床に下ろした状態で、哲学対話などを行いました。
秘密結社のようです。この頃は、店の営業自体をお休みしており、哲学対話などの時のみこの場所を使っていました。上下2枚の写真は、佐々木さん撮影です。
Game Of Thronesの世界観だというご感想を頂きましたが、そんな血生臭いことは起こらず、むしろ、ずっこけたくなることばかり。
6月24日 3人で塗りました。
いざ、本格設置へ
Before
After
Tさん総手彫りの彫刻が圧巻です。
お越しの際には、よくご覧ください。彫刻刀で仕上げられています。
もう、終わらないのではないかとだんだん諦めそうになり、先も見えないと思い始めていたのですが、ようやくプロジェクトを終えることができました。
関わってくださった皆様、ありがとうございました。
そして、特に工作員T さん、お疲れ様でした!
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