12/24発売「華龍と月龍の皇子②」◇龍の皇子様たちが活躍するファンタジーBL
こんにちは、はじめまして。杉原理生です。
キャラ文庫さんの「華龍と月龍の皇子②」(イラスト:笠井あゆみ先生)が発売になりました。
本書は4月発売の「華龍と月龍の皇子」の続編となります。
前作を気に入ってくださった方はチェックしていただけるとうれしいです。
お話自体は単巻ごとに完結する形式になっています。
続編発売を機に、前作の「華龍と月龍の皇子」にも興味をもって2冊まとめて読んでいただきたいなと思い、紹介記事を作成してみました。
キャラクターや世界観の簡単な説明と、「人物相関図」の画像なども載せていますので、ぜひご覧ください。
架空の神話体系のオリエンタルファンタジー
舞台は東の大陸。アジアンな要素で構成された世界観です。
ざっくりと「守護龍を宿す皇子たちが活躍するお話」と捉えてください。
主人公の天音(てんいん)は陽華国(ようかこく)の末皇子。
次兄の第二皇子が長兄の皇太子と父の帝を弑逆して反乱事件を起こしたために国を追われます。
現在、教育係の静宇(せいう)と元近衛の彩火(さいひ)とともに月龍国(げつりゅうこく)の下町で暮らしています。
元神官の静宇に高価な生薬が必要になり、大金を稼ぐために月龍国の第二皇子である蒼月(そうげつ)の愛人枠の従者になるところから物語がはじまります。
<人物相関図>
天音と蒼月、ふたりの皇子
天音(てんいん)は16歳の脳筋の美少年。9歳で祖国を追われ、月龍国の下町でもぐりの退魔師をしています。龍母と呼ばれる特別な龍を宿しています。
蒼月(そうげつ)は20歳の美貌の青年。戦での武功もあり、庶民に大人気。建国神話の龍を宿しながらも次男として生まれたために、国の安寧を脅かす不安材料として長年不遇な立場にあります。
国やそれぞれの状況は違えども、過去に死んでもおかしくない目に遭っている皇子たち。
同じような経験をしながらも、宿命によって「生き延びなければ」と考える天音と、厳しい局面を生き抜きながらも「死を覚悟しなければ」とつねに考える蒼月。
対照的なふたりが出会って、互いに影響を与えあいながら関係性を深めていきます。
龍と世界観
わたしは独自の神話体系を考えるのが好きなので、作中には光界とか深界とか、父龍とか子龍とか、ややこしそうな設定がでてきます。
とはいえ、龍や世界観については「なんとなく雰囲気で読んでいる」で十分です。
なんとなくでも、龍を宿してる人物たち=天音と蒼月が格好いいなと思ってもらえれば……!
メインは人物なので、そこが一番大事です。
(世界観は背景で、背景に凝るのは作者の趣味なので。でも、そんな細かいところも好きになってもらえれば、なおうれしい……)
「これ、どうなってるんだっけ」と首を傾げたときには、下記の図でご確認ください。
<龍の分類などについて>
最後に
龍という宿命を背負った皇子たち。
天音と蒼月がどうやって惹かれあって生きていくのか、興味をもってくださったらお手にとっていただけるとうれしいです。
年末年始の読書の一冊に加えていただければ幸いです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
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