すぎちゃん

元警察官(刑事・機動隊)で、今は安心安全を笑いにのせてお届けする口演家をしています。皆さんのお役に立つ情報を、分かりやすく発信できればと思っています。コメントも嬉しいです。

すぎちゃん

元警察官(刑事・機動隊)で、今は安心安全を笑いにのせてお届けする口演家をしています。皆さんのお役に立つ情報を、分かりやすく発信できればと思っています。コメントも嬉しいです。

最近の記事

将来の暮らしを真剣に考えてみる(新たなスタート)

    警察官を退職して5年、口演家・人権講師・保護司などの立場で多くの若者と接してきました。     本音をぶつける私に本音で応えてくれる若者の偽らざる想いは・・・ ◯やりたい事がみつからない ◯ちゃんと話を聞いてくれる人がいない     私が警察官(刑事)ほか、様々な立場で皆さんに向き合ってきたのは             『人は人の為に生きてこそ人』 の想いがあるからです。    今、私なりに若者の真剣な想いにちゃんと向き合う為に、私塾            

    • 将来の暮らしを真剣に考えてみる ⑧

      (東京都知事選挙結果をワタスなりに検証してみました) これまでの投稿のまとめ ・地方の現状   ワタスの故郷は九州は阿蘇山のふもと、オートポリスというサーキット場がある大分県日田市上津江町です。     高齢化と人口減少に歯止めがかからない故郷を、将来的に存続させる為にはどうすればいいのか?・・・に端を発し、県内外の自治体の様々な少子高齢化と人口減少対策を検証してきました。    その結果として、ワタスなりに『徹底した行財政改革による地方(故郷)再生』という一つの方法

      • 将来の暮らしを真剣に考えて見る ⑦

        首長による行財政改革の肝    前回の本投稿(番外)島根県海士町の地域再生に見るように、首長のリーダーシップという行財政改革の一つの形が見えて来ました。     今回は、そうした形が成功した事例の中で、ワタスが肝(ポイント)だと考える2つの事例をご紹介します。 10数年で合計特殊出生率が急増し全国トップクラスになった岡山県奈義町 (行政と議会の身を切る改革で市民がついてきた)     人口5700人余りの奈義町は、2005年に1.41だった合計特殊出生率が2019年に2

        • 将来の暮らしを真剣に考えてみる(号外)

          地域再生の本質     先日、NHKの番組「新プロジェクトX」で 『隠岐島に希望を取り戻せ』という放送があり、島根県の離島、海士町の奇跡の復活が描かれていました。    その後、その番組についての投稿がネットに上がり、私もコメントしたり、その他の方とも電話で意見交換等をさせて頂いた結果として、今回(号外)を投稿する事にしました。     上記のコミュニケーションの中で「海士町の町長のようなリーダーがどこにでも現れる訳じゃないから、民間は民間でやるしかない」というご意見が

          将来の暮らしを真剣に考えてみる⑥

              前回の投稿で、行財政改革が人口増加に繋がっている自治体の施策を紹介させて頂きましたが、政治家(首長と議員)に、そのような話をすると「財源がないから」という言葉が返って来ます。     つまり、その時点で自治体での抜本的な改革を諦めて、国(政府からの財源)に頼るという姿勢です。 削減しうる経費     そのような地方自治体の行財政改革に対して、学習院大学法学部の森田教授は        「わが国における『行政改革』の限界」 の中で、        『削減しうる経費

          将来の暮らしを真剣に考えてみる⑥

          将来の暮らしを真剣に考えてみる⑤

          地域振興における実例     少子高齢化と人口減少の問題を抱える中で、独自の政策を掲げて効果をあげている自治体を紹介します。 大分県豊後高田市 (住みたい田舎12年連続全国ベスト3) ◯全国トップレベルの子育て支援    ・高校生までの医療費無料    ・0歳~中学生までの給食費無料    ・市内保育園の保育料の完全無料    ・市内公立幼稚園の授業料の完全無料    ・子育て応援誕生祝い金で最大200万円を支給    ・妊産婦の医療費無料    ・高校授業料の完全無料

          将来の暮らしを真剣に考えてみる⑤

          将来の暮らしを真剣に考えてみる④

               少子高齢化と人口減少が進む地方を、将来的に持続可能な地域にする為に、一般人の知識で考えてみると・・・ ①若者の流出について     多くの自治体が、大学進学や就職を機に若者が都会に流出する現実を抱えています。    口演の機会に、中・高・大学生の話を聞く中で、多くの若者が     ●やりたい事が見つからない     ●話を聞いてくれる人(大人)がいない と言います。    一方、大人との会話で聞こえてくるのは     ●田舎は楽しみがない     ●給料は安いし

          将来の暮らしを真剣に考えてみる④

          将来の暮らしを真剣に考えてみる ③

              前回(①・②)までに、私の故郷大分県日田市上津江町と県庁所在地である大分市が抱える問題について見て来ました。     今回は、全国の自治体が抱える問題について見て行きたいと思います。 平成の大合併        「平成の大合併」とは、政府主導による自治体の合併を指します。     平成11年(1999年)〜同22年(2010年)にかけて、行財政基盤の弱い市町村を合併させて行政の効率化を目指す目的で、自治体の総数をおよそ3200からおよそ1700に、ほぼ半減しました

          将来の暮らしを真剣に考えてみる ③

          将来の暮らしを真剣に考えてみる ②

          県庁所在地大分市の状況     今日現在の大分市のホームページには、平成28年12月末時点での大分市の状況と、過去の人口統計等に基づく2015年から2024年までの予想が掲載されています。     それによると ◯増加で推移していた人口の伸びが緩やかになり、今後減少に転ずると予測される。 ◯これまでの人口増加は、大分市から県外に転出する人口よりも、県内の他市町村から大分市に転入する人口の方が多かったからで、今後は他市町村の人生減少にともない大分市に転入してくる数が減少し

          将来の暮らしを真剣に考えてみる ②

          卒業式におけるPTAからの記念品贈呈について

              本来、PTAの加入が任意である事が周知され、加入者が減少してきた現在、卒業式でのPTAからの記念品の贈呈に関して・・・ ①PTAに加入していない保護者の子供にも記念品を贈っている事例に対して 『加入してないのにPTAから記念品を贈るのはおかしい』 ・・・という意見があります。 ②PTAに加入してない保護者の子供には記念品を贈っていない事例に対して 『欲しかったらお金を払え』 ・・・という意見があります。    それに対して私は ◯子供の健全育成を図る教

          卒業式におけるPTAからの記念品贈呈について

          うずら卵問題に想う❗️

              給食に出たうずらの卵を喉に詰まらせて児童が死亡したのは残念な事です。     その後、給食にうずらの卵を使わないとか、卵を半分に切るとかの対応策が発表されています・・・が、果たしてそれでいいのでしょうか⁉️     学校で何らかの事案が起きた時に『させない』『遠ざける』という対応が取られてきました。      しかし、大人はいつまで子供を守り続ける事ができるのでしょうか⁉️      危険から遠ざける事で、いつまで子供を守る事ができるのでしょうか⁉️    

          うずら卵問題に想う❗️

          将来の暮らしを真剣に考えてみる ①

          故郷の現状     私の故郷は熊本県の観光名所大観峰の近くで、サーキット場のオートポリスがある大分県日田市上津江町。     平成の大合併で村から町になったものの、私が子供の頃には1500人台だった人口は今は900人台に減少し、中学校と四つあった小学校は全て廃校になりました。    今里帰りすると、私が子供の頃におじちゃんおばちゃんだった方が今もおじちゃんおばちゃんです。でも、私達の代わりの子供は殆どいません。    私が子供の頃は、高校に進学するために日田市内に下宿して

          将来の暮らしを真剣に考えてみる ①

          将来の暮らしを真剣に考えてみる

          「想い」・・・不安な事、大切な事❗️    ワタスのFacebookの投稿を大きく分けると・・ ①プライベートのエピソードを面白おかしく ②すぎずキッチンでおっさんがやろうと思える簡単レシピ ③安心安全や政治に関するものを現実的に分かりやすく の3つに分けられます😊 (以下の黒い部分は横にスライドさせながらお読み下さい😅) そして、それらの投稿のバランスや順番にも気を使っているつもりです。それは、堅苦しくて真面目なネタだけでは読んで下さる方が飽きるし、引く部分も

          将来の暮らしを真剣に考えてみる

          災害を 『自分事・明日起こるかもしれない事』 と考えるのは無理なのか⁉️

              昨日は地域のまちづくりフォーラムに参加しました。     講師は地元の大学で防災コーディネーターをしている方で、今回は急遽、能登半島地震の被災地を視察しての問題提起がなされました。     講師の言葉で印象に残ったのは・・・ ◯災害が起こった時に、我々は逃げる事しかできないと思った。 ◯被災地の人の言葉はどの人も『まさか(こんな大きな地震が)起きるとは思わなかった』でした。 ◯避難所の状況は、阪神淡路大震災や東日本大震災から何年経っても変わっていない。 (ここ

          災害を 『自分事・明日起こるかもしれない事』 と考えるのは無理なのか⁉️

          能登半島地震から1ケ月・・・

               被災者の1ケ月後の状況とインタビューがテレビで紹介されていました。    『大丈夫?』と聞かれて『大丈夫じゃねえよ!』って思う。・・・反応に困る (相手を思っての言葉が相手を傷つける事がある。相手の身になる(立場になって考える事の)難しさ。・・・そこはもう、人間修行を重ねるしかない)

          能登半島地震から1ケ月・・・

          日常における政治の悲しさ❗️

              このポスターは地元の政党掲示板に貼られているものです。     演説会の案内だそうですが、開催日時は約2年後の              『令和7年11月25』    日時・場所が判読できない程小さい表記のこのポスターが演説会の開催告知を目的としたものであるはずがなく、次の選挙に立候補予定の上半分に顔写真と名前が載っている方のPRに他なりません❗️        そして、選挙が近くなると政党を問わずこのようなポスターが溢れます。     そのような国民をバカにし

          日常における政治の悲しさ❗️