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オタク前

遂に眼鏡を買った(買ったといっても初回は両親持ちだ。我が家のルールの一つである)。

さて。

兄からは「オタク臭い」と言われ、母からは「男前」と言われたがどちらを信用すべきかは言うまでもない。

どちらも信用できない。

そのため間をとったものを自己評価とした。

「男臭い」あるいは「オタク前」だ。


多分後者だ。


「オタク前」の単語の意味は調べても出てこないだろうが、多少は人前に出られる「オタク」という具合で良さそうだろう。いや、良いものとする。

視力の矯正により、幾年ぶりに生のお月様を視認できた。これまでは、月の発光(正確には反射だが)がぼやけて見え、多重かつ曖昧に見えていた。

はっきりピントが合うと、月は思ったより小さかった。

ウサギが月でモチをついているなんて話を思い出す。


古風に言えば、「おセンチ」な気分になったということだ。




当初の目的から、日記のアーカイヴ化も考えているので、適当に開いたページから書き写した。眼鏡をかけた当初で浮かれている。

因みに兄。

「男前」である。

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