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飛騨高山へ2泊3日-人の温かさと大自然に包まれる旅

都会の忙しさに追われる中で、自分がやりたいことは何か、何を求めているのかが見失いがちです。そんな時、人と出会い、自然の中で自分をリセットする時間は貴重なリフレッシュの機会となります。

今回は、リフレッシュを求める多忙な社会人におすすめの飛騨高山で、人と出会い、大自然に囲まれたリトリートプランをご紹介します。

東京から高山への行き方
・新幹線のぞみ(東京-名古屋)・JR特急ひだ(名古屋-高山)15,290円
・濃飛バス(新宿-高山濃飛バスセンター)7,000円


1日目:高山市内を散策し、人と出会う

14時xx分:高山駅から旅をスタート

駅から歩いて15分、江戸時代の風情を色濃く残す美しい古い街並みに到着します。特に三町(さんまち)地区は、伝統的な木造の商家や酒蔵が立ち並び、まるでタイムスリップしたかのような感覚です。

また、リノベーションして新しくなった小さなカフェもいくつかあります。
今回は、古い街並みからちょっと外れた小さな喫茶店を訪れました。

15時xx分:喫茶店 とり珈琲

店内は天井も高く空間に余裕があり、居心地の良い空間です。カフェラテとチーズケーキを注文。

注文をすると、店主の方がそっとクロスワードとペンを渡してくれました。
ちょっとした遊び心で待ち時間も楽しむことができます。
クロスワードを完成させると景品がもらえますが、何がもらえるかは実際に行ってみてください。

店主の気さくさと遊び心で、ちょっとしたコーヒーがより素敵な時間に感じられます。

17時xx分:ゲストハウスとまる

高山駅から近い「ゲストハウスとまる」に宿泊。ラウンジには世界各国からたくさんのゲストが来たことわかる本屋などがたくさんあります。

夜は、宿のオーナーさんにお薦めしてもらった居酒屋へ。オーナーさんは高山市の移住相談も受託してまちあるきを行っているとのこと。地元の人にお薦めしてもらうお店は間違いなしです。お店の人も温かく迎えてくれます。

さて、明日は大自然を感じに今日は早めの就寝です。

2日目:奥飛騨の大自然を感じる

8時40分:高山駅を出発

今回、目指すのは日本百名山のひとつ乗鞍岳。高山駅からバスに乗り、ほおのき平で乗り換えて、乗鞍バスターミナルへ行くことができます。

乗鞍バスターミナルの標高はなんと2,702m。 これは富士山5合目よりも高く、『バスが到達できる標高としては日本一』

10時15分:乗鞍バスターミナルに到着

バスターミナルに到着し、登山の準備。あまりに高いので、バス停のある施設で少し休憩してから行くと、体も慣れて登りやすくなります。
(3,000m級の山なので、高山病の防ぐためにもまずは慣れましょう)

剣ヶ峰、富士見岳、魔王岳、大黒岳と4つの山に登頂することができますが、今回は初心者でも登りやすい「富士見岳」へ。

およそ、30分ほどで、山頂に到着。壮大な湖に遠くまで見渡せる壮大な景色。簡単に登れましたが、こんなに高い山にいるのが不思議に感じる瞬間です。

山頂からの景色

そして、10月でもう雪の積もる白銀の世界と緑のコントラスト。普段の日常とはかけ離れた景色を見ると普段悩んでいたことがちっぽけになりました。

少し休憩して、心を落ち着けてから下山しました。
ちなみに時間と体力に余裕があったので、今回は隣の大黒岳にも行ってきました。富士見岳から約20分、こちらも良い眺めです。

カツカレー

そして、最初のバスターミナルへ。登山をしたらやっぱりお腹が空くので、美味しくカレーをいただいて、バスの出発を待ちましょう。

※乗鞍へのバス時刻表はこちらのホームページでご確認ください

乗鞍岳について
・乗鞍スカイライン開通期間 8月20日~10月31日
※風雨、降雪、濃霧等で安全確保のため通行止めになることがありますのでご注意ください。
※夜間及び、11月から翌年5月14日は道路閉鎖となります。
※3000m級の登山であることはお忘れなく!
詳しくはホームページをご確認ください

14時55分:宿に向けて出発

バスに乗り、2泊目の宿泊施設へ。今回、奥飛騨の自然に囲まれた温泉地にひっそりと佇む湯宿「松宝苑」

ついた瞬間に、空気が美味しいのをすごく感じる長閑な場所。昔ながらの木造の建物は旅人の安息地として迎え入れていたことを感じられます。

ついて、お部屋に入ってみると、中には囲炉裏。奥飛騨の少しひんやりする気温に、暖かさをプラスしてくれる囲炉裏。囲炉裏の暖かさを感じながら、移動の疲れを癒します。

松宝苑について
営業日:月から木曜
料金:16,000円から
ホームページ
アクセス:乗鞍バスターミナル→ほうのき平→平湯温泉→福地温泉

17時xx分:大自然の天然温泉へ

天然の源泉掛け流しが特徴の温泉。露天風呂は森林に囲まれた中でゆったりとくつろぐことができる。たまに、自然の動物が姿を見せてくれることもあるようです。

18時xx分:奥飛騨の彩を感じる夕食

普段は海に面した太平洋で育った僕は、魚といえば海で育ったものしか食べてきませんでした。奥飛騨では川魚をいただくことができます。

その川魚の中でも岩魚(イワナ)は貴重とされています。渓流や清流でかつ上流でしか釣れない魚をいただくことができました。口の中でとろけるほどよい脂と旨味が口の中に広がっていきます。

川魚のお寿司

さて、夜は部屋で晩酌して、ゆったり自然の中でくつろぎます。

3日目はゆったり帰路に。

朝食をいただき、奥飛騨の大自然を十分に満喫したら、体も心もリフレッシュします。

帰りは、バスを使って別ルートで東京へ帰るのもおすすめです。

奥飛騨の大自然の中を通る濃飛バスで新宿まで1本で帰ることができます。

濃飛バスからの景色(11月下旬撮影)

最後に

いかがでしたでしょうか?都会から離れた大自然のある町、飛騨高山。

時間がかかるからこそ、豊かな自然があり、出会える人がる。
いつもの日常とは全く違う環境だからこそ、リフレッシュすることができ、自分を再発見できると思います。

ぜひ、足を運んでみてください。

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