自分的な、新しい日
もうだいぶ長いこと、絵を描いたり文を書いたりギターを引っ掻いたりすることができていなかった。正確にはそのようなものを全くやっていなかったわけではないのだが、時間を惜しむことなくたっぷりつかってやることがこの数ヶ月本当に出来なかった。学校が忙しすぎたのだ。
いやぁしかし、やりたいことが好きなだけやれるというのはいい。心が安らぐ。テスト明けに見た午後3時半の空はそれはそれは綺麗に見えた。感じなかった空気の匂いまで感じたりなんかして、全てが新しく、形容しがたい程に尊い。ぼくが世界への関心をむけることができていなかった数ヶ月の間にも、世界のいろんなものたちはちゃんと生きていた。ぼくはやっとそれらに返事をすることができたのだ。なんて素晴らしいんだろう。なにをやろうかな。なにを見ようかな。
あなたにもぼくにも、新しい日がやってくる。
それは夜明けとともに。それは喜びとともに。
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