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歳をとると趣味に没頭できなくなるって本当なの?

初投稿です。
タイトルの内容とは反して、これからただただ自分の趣味について語ります。
ただの自己紹介です。


映画

大学で映画について学ぶほど映画を観ることは好きですが、自分よりも映画に詳しい学生が多く在籍しているため肩身が狭いです。最近は金欠で劇場で鑑賞することも減り、さらに映画好きと公言できなくなった気がします。
それはさておき、ここではマイベストムービーについて語ろうかと思います。

①インターステラー
初めてクリストファー・ノーラン監督に出会ったのがこの映画です。
この映画を観たのは4年ほど前に近所の映画館で行われていたIMAXリバイバル上映だったと思います。当時はコロナ禍真っ只中だったので私以外に3人ほどしか観客がおらず、とても快適だったことを覚えています。もともと宇宙に興味があったことも加え、圧倒的な映像美に魅入られてノーラン作品にすっかり心を奪われました。
新海誠監督の『ほしのこえ』を彷彿とさせる場面がとても好きで、この映画だけは「愛は世界を救う」という言説を認めようと思いました。

②ダンケルク
こちらもノーラン作品。
『イミテーション・ゲーム』から第二次世界大戦時のヨーロッパについて興味を持ち、『ウィンストン・チャーチル(原題Darkest Hour)』『英国王のスピーチ』と続けて観た気がします。
相変わらずの映像美と3つの異なる時間軸を1つにまとめるという構成に舌を巻きました。この映画はなんといっても終わり方が大好きです。真意はわかりませんが、「映画として物語は終幕するが戦争はまだまだ続くのだ」と示唆されているで、非常に心に残っています。また、同じダンケルク撤退を政治面から描いた『ウィンストン・チャーチル』と一緒に見ることで、作品への理解も深まります。

③1917
こちらはWW1の英国軍を描いた作品です。
上映中に4、5回は観に行ったほどお気に入りの映画です。他の戦争映画とは違い、ドンパチする場面はあまり多くありませんが、常に緊張感漂う雰囲気で目が離せません。ワンカット風映画ということもあり、とても見応えのある映画です。

④パディントン2
誰もが知る英国名作児童文学・くまのパディントンの映画第2弾。
1作目より2作目の方が面白いという稀有な例です。パディントンの可愛さとヒュー・グラントの名演を楽しむ映画です。コメディとシリアスのバランスもよく、家族向け映画にとどめておくには非常に惜しい映画です。

⑤眺めのいい部屋
イギリスの作家E・M・フォースターの小説の実写化。
ハリーポッターでお馴染みのヘレナ・ボナム=カーターとマギー・スミスの若かりし姿を楽しめます。イタリアの美しい風景と情熱に燃える恋路が印象的で憧れを抱きます。こちらも一時期何度も見返すほどハマりました。

⑥プライドと偏見
恋愛小説の金字塔・ジェーン・オースティンの『高慢と偏見』の実写版。
何度も映像化されている作品ですが、その中でもキーラ・ナイトレイ主演の2006年版が好みです。雨の中でのダーシーの告白シーンがとてもロマンチックで、原作にはないシーンですがとても印象に残っています。
同じくオースティン作品の映画『エマ(2020)』も同様、なかなか素直になれない二人がもどかしく感じます。どちらも現代に通じる普遍的な人間性と緻密な人間模様が描かれておりオースティンの鋭い観察眼が感じ取れます。

⑦グランドブダペストホテル
私の好きな映画監督の一人である、ウェス・アンダーソン監督の最高傑作。
絵本のような色鮮やかな色彩とコミカルなストーリーが魅力的で、ヘンテコな世界観が好きな私の心に刺さりました。
特にホテル内での銃撃戦がシュールで面白く、肩の力を抜いて観られるサスペンスです。
ウェス作品は他にもいくつか観ましたが、『ダージリン急行』のエイドリアン・ブロディがお気に入りです。

⑧メリー・ポピンズ
初めて観た映画ではありませんが、間違いなく私の原点です。
小学生の頃に何度も見返した映画です。劇中歌『お砂糖ひとさじで』の「ただちょっぴり砂糖があるだけで 苦い薬でも飲めるのよ」という歌詞は私のモットーでもあります。
スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャスは一般教養なので皆さんも覚えましょう。困った時にこの呪文を唱えれば万事解決です。


他にも語りたい映画はたくさんありますが、一旦ここで締めます。

アニメ

大学生になってからアニメを見る機会はぐっと減りましたが、変わらず観続けているのはP.A.WORKS作品です。最近では『スキップとローファー』が好きです。
先ほどと同様、マイベストアニメを語っていきます。

①血界戦線
好きを通り越してもはや殿堂入り。
原作改編が騒がれている昨今ですが、アニメオリジナルが成功した数少ない例かと思います。作画や演出、キャストも大変素晴らしいですが、アニメ血界戦線の一番の魅力は音楽です。人生で1番好きなアルバムは何かと問われたら真っ先にアニメ血界戦線オリジナルサウンドトラックと答えます。

②P.A.WORKS作品
上記の『スキロー』をはじめ『SHIROBAKO』『花咲くいろは』『有頂天家族』『凪のあすから』が特に好きです。原作有りのアニメ作品が多い中でPAはオリジナルアニメを多く制作しているため、いつも次作が楽しみです。
凪あすは初めてアニメを観て泣いた作品だった気がします。

③四畳半神話大系
私の好きな小説家・森見登美彦氏とのファーストコンタクトがこのアニメです。
始まった瞬間の怒涛の長台詞であっという間に作品の世界観に魅入られました。
ウェス作品が好きなのもおそらく森見作品の影響です。森見作品に出会ったのが
中学3年生の京都修学旅行前であったため、副班長の特権を使って班員を巻き込んで聖地巡礼に行きました。

④風が強く吹いている
三浦しをん原作小説のアニメ化作品。
素人がたくさん集まったチームで箱根駅伝を目指す物語です。箱根駅伝の季節になると毎回見返しています。5区の山登りはやはりドラマがありますね……

⑤ピンポン
漫画家・松本大洋原作のアニメ化作品。
スポ根作品はあまり好きではありませんでしたが、この作品は心理描写も丁寧でとても面白かったです。実写映画版も共に面白く、アニメと映画が成功した例は『デスノート』に次いでかと思われます。

⑥HUNTER × HUNTER (フジテレビ版)
新ハンターとも呼ばれる日テレ版も悪くはありませんが、ハンターハンターのアニメといえばやはりフジテレビ版です。特にヨークシン編が素晴らしく、残酷な雰囲気とセル画ならではの色味がマッチしています。他にもアニメオリジナルが優秀で、軍艦島の話は何度も見返したほどです。
ただ、私がハンターハンターで1番好きなGI編はOVAでしかアニメ化されておらず、出来もそこそこなので日テレ版で楽しみましょう。

音楽

音楽はクラシックからロック、EDMまで割と幅広く好きですが、よく聴いているのは所謂オタクミュージックなるものです。中学生の頃はロックバンドばかり聴いていましたが、最近はアイドルマスターはじめ二次元アイドルソングばかり聴くようになりました。それもこれも全てはアニメ『血界戦線』との出会いが始まりです。

好きな楽曲や作曲家についてつらつらと語ろうかと思いましたが、上手くまとまらなかったため、私が愛してやまない作曲家・田淵智也氏のお気に入りの歌詞を置いておきます。

「瞬きの数だけ写真になれ」 

春が来てぼくら/UNISON SQUARE GARDEN

小説

読書を始めたのは小学3年生の頃で、青い鳥文庫を愛読していました。高学年になり、図書館に通い出すとアガサ・クリスティや江戸川乱歩などのミステリを読むようになりました。中学生の頃は森見登美彦、高校に入学してからはブルーバックスなどの新書を読んでいました。
ここでも私の好きな小説について語ろうかと思います。

①星の王子さま/サン=テグジュペリ
人生のバイブル。「大切なことは目に見えない」という教訓は、小学校の教科書に載せて欲しいレベルです。

②夜間飛行/サン=テグジュペリ
私が人生で1番好きな小説です。
サン=テグジュペリの小説は彼の生涯も含めとても浪漫を感じます。
対立構造が非常に綺麗な作品で、個人的には人間の無常さを特に感じます。
文体が比較的優しく、解説もわかりやすいため、光文社古典新訳文庫で読むことをおすすめします。

③森見登美彦作品
今では日本の作家は森見登美彦しか読んでいません。
今の私を構成する要素のおよそ半分は彼が占めていると言っても過言ではありません。私が1番好きな作品はやはり『四畳半神話大系』です。
文体が特徴的なので好みは分かれるかと思いますが、『ペンギンハイウェイ』が
1番読みやすくおすすめです。

④そして誰もいなくなった/アガサ・クリスティ
小学生の頃からクリスティは読んでいましたが、『そして誰もいなくなった』も『オリエント急行殺人事件』も読んだのは大学生になってからです。
ハヤカワ文庫で読みましたが、非常に読みやすかったことを覚えています。
世界中でこれを超えるミステリは存在しないと思います。

⑤車輪の下/ヘルマン・ヘッセ
こちらは新潮文庫で読みました。海外古典小説は基本光文社古典新訳文庫ばかり読んでいますが、光文社から出版されていない名作も多いのでその場合は新潮文庫を選ぶことが多いです。
ドイツ文学は独特の鬱憤さが感じられてとても好きです。『車輪の下』はやるせない結末が非常に印象的でした。

⑥変身/フランツ・カフカ
同じくドイツ文学から。
朝起きたら虫に変身していたという何とも出オチ感あふれる設定ですが、心理描写が素晴らしく、人間の尊厳を守ろうとする主人公に同情してしまいます。
こちらも結末はせつないですが、とても読み応えがあります。

上記を見ればわかりますが、最近は森見作品か海外古典文学しか読んでおりません。中田敦彦氏の発言から『カラマーゾフの兄弟』は一刻も早く読むべきだと思い、ちまちま読み進めている途中です。
そんな私の将来の夢は光文社古典新訳文庫を全巻揃えることです。

Youtube

大学生になってからというもの、1日の大半はYoutubeを見て過ごすというぐうたらな日々を過ごしています。映画もアニメも見る時間が減ったのは全てはYoutubeのせいです。Youtubeがなくなればもう少し有意義な時間を過ごすことができるでしょう。

普段視聴しているのはAmong Us界隈が主です。人狼放送もよく見ており、最大トーナメントやスリアロ村、アルティメット人狼も過去に有料会員登録を行なっていました。他にはQuizKnockやカプリティオ、ゆる言語学ラジオをたまに見る程度です。

その他

・ゲーム
ソシャゲはミリシタ、シャニマス、シャニソン、アイナナ、あんスタ、ポケスリ、まほやくを遊んでいます。ポケモンはXY以降サンムーン以外は遊んでいます。
人生で1番遊んだゲームは支払い技術検定です。おかげで買い物をする際には小銭が1番少なくなるような払い方ばかりしています。

・イラスト制作
たま〜に描く程度です。インスピレーションが沸かないと描けません。

・舞台鑑賞
毎年数回程度、それもTLPTしか観に行っておりません。
最推しはルーサー、ソール、ノエルです。毎回観に行ってはお金を使いすぎてしまい後悔します。だって面白いんだもん……

・スポーツ観戦
必ず観るのは箱根駅伝です。オリンピックの時期は割とどのスポーツも観戦していますが、親の影響もありバレーボールが1番好きです。

まとめ

我ながら驚くほど趣味があって困ります。
ここまで趣味があれば死ぬまで楽しめるんじゃないかと思います。

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