痴話喧嘩をしてたら都市が壊滅しちゃうBL漫画、韓国BL「ビッグアップル」(빅 애플)
日本で最近配信が完結した漫画で龍伝説がベースになっています。
美しい絵と、壮大な痴話喧嘩が主題の漫画でして主人公は金髪の美青年、ヨアヒムです。
ヨアヒムは秘密組織に所属していてコード・ネームは「スナイパー」そのことは家族にも恋人にも秘密にしなければなりません。
優れた狙撃手であるヨアヒムはさらに組織で唯一の狙撃手のためにあらゆる仕事が舞い込みます。
しかしある日、とあるロシアマフィア狙撃の際、敵対するテンプル騎士団の騎士団長ロバートに邪魔をされ任務に失敗してしまいます。
ロバートは火炎魔法に長け、自らの剣で近接戦も得意とします。
辛くもロバートから逃れたヨアヒムでしたが、この失敗にニューヨークに住む龍でありニューヨーク領主であるイボンヌが怒り、龍を動かすと言ってきます。
そのため再び任務を告げられたヨアヒムでしたが、ロシアマフィアとロバート、二人を同時に狙撃する命令が出てしまいます。
ロバート狙撃に失敗すれば待つのは死、そこでヨアヒムは恋人であるユルゲンに別れを告げますが逆に監禁されてしまいます。
ユルゲンはヨアヒムをセッ○ス漬にし、自分以外はヨアヒムを満足させられないと突きつけます。
従順なフリをし、仲間のエスパーに助けられたヨアヒムは任務に向かいます。
しかし再び罠に嵌められロバートに捕らえられてしまいます。
牢に入れられたヨアヒムは隠し持っていたナイフと銃で脱出をはかりますが、なんとそこには捕らえられたユルゲンが……実はユルゲンも秘密組織の人間で諜報活動をしていて捕らえられていたのでした
ユルゲンの力を借り、脱出を試みるヨアヒムの前にロバートが現れますが、ロバートはユルゲンの本当の姿を探るよう告げ、利用価値があるからとヨアヒムたちを逃がします。
逃げ延びたヨアヒムはイボンヌを探し当て、そこでユルゲンが突然変異の龍で、継承しないのならニューヨークをりんごパイにしてしまうと告げるのです。
別れた(つもり)のヨアヒムはユルゲンと手を組み突然変異の龍の継承方法を探ります。
その過程でロバートが鍵を握ると知ったヨアヒムはロバートに接触します。
継承方法を聞き出したヨアヒムですが、ロバートと会っていたことがユルゲンの逆鱗に触れてしまいます。
いつか別れるからと突き放すヨアヒムにユルゲンは自分が傷つきたくなくて別れたがっているのだと言い放ちます。
喧嘩別れしたその日に痺れを切らしたイボンヌが龍を動かしニューヨークは壊滅状態に。
さらにユルゲンの眼の前でイボンヌに攫われたヨアヒムはユルゲンのために命を差し出す事を求められます。
実はヨアヒムはユルゲンの中間媒体で、ヨアヒムの血を龍に注ぐことで龍を受け入れられないユルゲンを強制的に覚醒させることが出来るのです。
しかし死を目前に、喧嘩別れしたままではユルゲンが傷つくこと、自分が間違っていた事に気づいたヨアヒムはユルゲンの元に戻ろうとしますが、人を翫ぶことが好きなイボンヌはヨアヒムにゲームを仕掛けます。
生死をかけたゲームに勝ったヨアヒムは気を失いますが、ヨアヒムを探すために龍の力を欲したユルゲンが助け出し、謝罪をして……
見どころはなんといっても監禁H、色んなプレイをするのですが、漫画を担当した絵師さんも気合を入れたと言うだけあって、すごいです!
そして監禁でも分かるように痴話喧嘩。ロバートに会っても痴話喧嘩。痴話喧嘩してる間にニューヨークが破壊されるという壮大な痴話喧嘩です。龍伝説にテンプル騎士団、銃に魔法にESPと盛りだくさんで飽きさせません。
そして、お風呂場H、バイブ、産卵、目隠し、おねだり、意地をかけたHと濡れ場もフルボリューム。
韓国BLの濡れ場にありがちな巨根も存在します。
あまりにも面白くて調べると、小説が2巻あることが分かり早速読みました。
漫画は1巻がベースになってい、2巻はロバートがヨアヒムにちょっかいを出す展開でユルゲンの嫉妬も増えて続きが欲しくなる終わり方でした。
韓国では漫画へのレビューも多く、小説も代表作のようです。
小説版ではロバートvsユルゲンの戦闘シーンもあり漫画とところどころ違うのでやはり面白いなぁと思います。
龍を使う辺り、韓国的だなぁと感じますよね。
漫画では秘密組織の制服やテンプル騎士団の制服もカッコよくてそれも見どころの一つですよね。
ニューヨークを舞台にした壮大な恋愛物、是非読んでみてください。
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