四月二十九日（月曜日）～五月二日（木曜日）

またも書きそびれていたので、まとめて放出する。

二十九日（月曜日）。何をしていたのかまったく覚えていないが、恐らくは家族と一緒に自室の片付けをしていた日だろう。小学校中学年ぐらいから住み続けている部屋には、まるで地層のように物が積み重ねられていて、それらをなるべく丁寧に削ぎ落とす作業である。時折、昔懐かしいアイテムに遭遇することもあり、なにやら化石を発掘しているかのように思う瞬間もある。楽しいといえばそれなりに楽しいが、それらの多くは廃棄せねばならず、心に少なからぬ負担が掛かる。出来ることなら、君たちとは今生の終わりまで付き合いたかった。夜、『ドキュメンタル』シーズン5鑑賞。ハリウッドザコシショウが八面六臂の活躍を見せていて、とにかく凄まじかった。『東京ポッド許可局』は〈おかわりズルい論〉。これまでおかわり自由だったやよい軒がおかわりを有料にした件について話し合っていた。「“ズルい”が力を持っている」という話は妙に納得。最近、ネットで巻き起こる批判にも、この考えは少なからず根付いているように感じられる。

三十日（火曜日）。平成最後の日だが、昨日と同様に部屋の片付け。とはいえ、この日は単独での片付けだったこともあってか、作業は遅々として進まない。とりあえずCDアルバムの中身だけを抜いて、空になったケースを段ボール箱に片付けていく。そんな作業を午前中から黙々とこなしていたのだが、そのうちに午後二時を過ぎてしまったので、昼食を取りに出掛ける。天下一品で瀬戸節ラーメン。こってりラーメンの中でもしっかりと自己主張する瀬戸節の旨味がたまらない。午後四時、帰宅。午後五時、夕飯に近所の店舗で焼き肉。昼食が遅かったので、あまり食べられず。とはいえ冷麺はしっかりと食べた。美味かった。帰宅して晩酌。ベロベロになりながら、新しい元号の日を迎える。最後のツイートは、ハリウッドザコシショウのツイート「次は「珍棒」でしたっけ？」をリツイートしたものだった。最高だ。明けて令和一発目のラジオは『アルコ＆ピース D.C.GARAGE』。生放送で、うしろシティ・金子とハライチの三人が飛び入り参加。阿諏訪はどうした。ラジオでの立ち回りがすっかり板についている四人が、未だに馴染めていない金子を追い詰める展開にニヤニヤが止まらない。頑張れうしろシティ。続けて『爆笑問題カーボーイ』も生放送。先の三組に加え、ウエストランド、まんじゅう大帝国もやってきて、新年会の様相に。いい時代になりそうな気持ちで午前三時ごろ就寝。

一日（水曜日）。記憶がない。部屋の片付けをしたような気もするが、他のことが何も思い出せない。思うに、何もやらなかったのだろう。なにせ十連休である。そういう日があっても良い。

二日（木曜日）。両親とゴルフに出かける。打ちっぱなしに行ったことは何度もあるのだが、実際にコースを回ったのはこの日がほぼ初めて。ゴルフといえば中年男性の趣味というイメージがあったのだが、いざプレイしてみると、想像以上に歩かされることに驚いた。きちんと真っ直ぐ飛ばすことが出来ればカートで移動できるのだが、球筋が曲がったり、あまり距離が出なかったりすると、ほぼほぼ歩かされる（時には走らされる）ので、まったく落ち着いていられない。とにかく疲れた。昼食はバイキング。夕食は回転寿司。帰宅し、酒を飲みながら『Hollow Knight』のプレイ動画を見る。どういう経験を積めば、こんな風に立ち回れるのだろうか……。午前零時ごろ就寝。