見出し画像

半導体商社のリアルな仕事内容


こんにちは。菅原です。

「半導体商社」と聞くと、どんなイメージを持ちますか?
「メーカーの製品を仕入れて顧客に売るだけの仲介業」という印象を持つ人も多いかもしれません。しかし、その実態はもっと奥が深い仕事です。

半導体商社の営業は、メーカーと顧客をつなぐ「橋渡し役」であるだけでなく、顧客の課題を見つけ出し、解決策を提案する「ビジネスの創造者」としての役割を担っています。
そして、最前線で活躍する営業の存在なくして、半導体商社の仕事は成り立ちません。

例えば、自動車業界でEV(電気自動車)の需要が急拡大している中、新しい半導体部品の提案がクライアントの製品開発を後押ししたり、製造業の生産ラインで使用される部品の供給を安定させることで、顧客の事業を支えることができます。
つまり、商社の仕事は単なる「売買」ではなく、メーカーと顧客の双方にとって「価値」を生み出す仕事なのです。

また、半導体業界はAIやIoT、電気自動車など未来を担う分野で非常に重要な役割を果たしています。
その商社で働くということは、常に最先端技術と向き合い業界の未来を支えるやりがいを感じられる仕事でもあります。

この記事では、半導体商社の営業がどのような業務を行い、どのようなやりがいや課題があるのか、具体的なエピソードやポイントを交えながら解説します。商社営業に興味がある方や、半導体業界を目指す就活生の皆さんにとって、リアルなイメージを掴むきっかけになれば幸いです。

前段として、まずは簡単に私自身の自己紹介をさせていただきます。

基本情報
• 名前:菅原
• 年齢:30代前半
• 居住地:関西
• 職業:半導体商社 営業職

私は新卒で半導体商社に入社し、現在10年目の営業職として働いています。この10年間で、半導体業界のダイナミックな変化を間近で感じながら、多くの顧客とともにさまざまなプロジェクトに携わってきました。
入社してから営業一筋で、一担当からチームリーダーまで経験してきました。

私自身の10年間の経験をもとに紹介します。
業界研究の参考になれば嬉しいです。


ここから先は

2,919字

¥ 500

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?