声
今日はこれを食べて 明日はこれを食べる
夕べは確かあれを食べて ビールまで飲んだ
食べて
食べて
食べて
食べて
食べて
食べて
食べて
窓から 新緑に萌える木々を眺めていた
僕らはかたまりだから
不可逆的に 君に
こんな言葉を送った
" "
離れ小島の端に立って 僕は君を見ている
ディテールはモザイクのように 恣意的にぼんやりしていて
君はそれを
越えて 越えて
僕のところへやってきた
「天気がいいね」なんて 当たり障りのない会話の端に
僕が立っている
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