リモートワークの生産性をあげるTips
みなさん、こんにちは。須貝です。
弊社もリモートワークが始まり、様々な施策を試しているところです。
僕もリモートを試してみたんですが、生産性落ちるかと思いきやスゴい快適に仕事ができています。
これはですね、受験浪人時代に引きこもりながら自宅で勉強していて、「いかに勉強を効率良くできるか」を試行錯誤していた頃の経験が生きているからです。たぶん。
なんの経験がどこでいつどのような形で役立つか、本当にわからないもんです。
なので、今回は、リモートワークされている皆さま・これからされる皆さまに向けて、自宅での仕事を捗らせる生産性向上Tipsをご紹介します。
一致団結してこの困難を乗り越えましょう!!
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1 - 作業が捗るBGMのはなし
音楽をかけながら作業をする方、結構多いんじゃないでしょうか。
自分の好きな音楽をかけながら仕事ができるのは、リモートワークならではですよね。
が、音楽をかけながら作業をすると、基本的に集中力が落ちることがわかっています。
基本的に脳は複数の情報を同時に処理することが苦手です。
マルチタスクには向いていないんですね。
なので、「◯◯しながら××する」というのはアカンよという話。
とはいえ、「いやいや、音楽聞きながら作業すると捗るよ」という人もいらっしゃるでしょう。
これの正体は、好きな音楽を聞くと快楽物質であるドーパミンが分泌されることによる、気分の高揚にあります。
脳が疲れて(本当は脳って疲れません。眼球疲労や肉体疲労を脳の疲労と勘違いしているだけ。)仕事のやる気が落ちているところに好きな音楽を聞いてドーパミンが分泌されることによってやる気が回復し、仕事に打ち込めるという理屈です。
つまり、「好きな音楽を聞く」という行為は、何か作業をするときの「入り口」としては上手く機能します。
一方で、音楽を流しっぱなしにしていると集中力が上がらないので、作業効率も良くなりません。
「じゃあ、何かに集中したいときは無音が良いの?」というと、意外とそうでもないんです。
よく、カフェとかで勉強すると捗るっていう方、いるじゃないですか。
あれって複数の要因があるのですが、その中に「適度な雑音が入っている」というのがあります。
完全に無音状態だと、目の前のことに過集中してしまってオーバーワークになってしまうんですね。
集中力を維持するためには、集中─拡散の波と、過集中しない環境を作ってあげることが非常に重要になってきます。
そのために、「無意味な音」が流しておくのが良いというわけ。
具体的には、自然音を流しておくのがオススメです。
特に、以下の動画を流しっぱなしにしておくのが良い感じ。
サブモニタやiPadなど、画面に余裕がある方は、これ表示しっぱなしにしておくと適度に癒やされます。
ちなみに半分余談ですが、視界にグリーンがあると集中力が上がるという研究もあります。
僕は観葉植物を置いていて虫がわいちゃって大変な目にあった経験があって、それ以来グリーンを置いていないのですが、余ってる画面にこれを常時表示しておくと常に自然いっぱいの風景を見ることができるので、かなりリフレッシュできます。
もうひとつは、以下の動画。
24時間365日、ひたすら「Lo-Fi」というジャンルの音楽が流れ続けます。
これを小さい音でかけておくと、やはり良い感じに集中できます。
この方法を社内Slackの「リモートワーク」チャンネルで共有したところ、とても好評でした。
すぐできるので、ぜひお試しあれ。
2 - 集中力を上げる昼寝の方法
リモートワークでこそ可能なもう一つの行動。それが「昼寝」です。
自分が毎日寝ているベッドや布団にいつでも横になれる…最高じゃないですか?w
この昼寝を活用して、午後の集中力を格段にUPさせることができます。
それが「15分程度の睡眠」です。
重要なのでもう一度いいますが、15分です。
これ以上寝てしまうと、ノンレム睡眠に中途半端に入って、逆に午後もずっと頭が働きにくい状態になってしまうんです。
アラームをしっかりかけて15分で起きましょう。
さらに+αで試していただきたいのが"coffee nap"というテクニック。
昼寝の直前にコーヒーを飲んでおくと、カフェインが効いてくるタイミングで起きることができるので、より覚醒度を高めた状態で午後の仕事にとりかかれる、というものです。
これはコーヒが苦手でなければ、一度騙されたと思ってやっていただきたいです。
お昼休憩はだいたい60分だと思うので、以下のタイムスケジュールで動くと良い感じ。
0 - 20: お昼食べる
25-35: コーヒー飲む
40-55: 昼寝
(それぞれの行動の間に5分のバッファを入れています)
3 - ポモドーロ・テクニックの基礎と応用
続いてご紹介するのは、集中力を持続させる「ポモドーロ・テクニック」です。
コレ自体は別に在宅じゃなくて職場にいても活用できます。
基本のテクニックは活動25分+休憩5分です。
30分を1サイクルとして集中と拡散の波を作り出してあげることにより、良い感じの集中状態を長く保つことができるようになります。
Apple WatchやWear OSを持っている人は、ポモドーロ専用のタイマーアプリがあるので、そういったものを活用してみると良いかもしれません。
スマホでも同じようなアプリは山ほどあるのですが、あまりおすすめしません。
理由は、スマホが目につく位置においてあるだけで集中力が削がれるからです。
特に通知とかが鳴っていなくても、その場にスマホがあるだけで集中力が落ちます。怖いですね。
なので、スマホは机の引き出しとか何かの箱の中とか、ひと手間かかる場所に置いておきましょう。
で、ここからがリモートワークならではのテクニックです。
ポイントは拡散の5分間の使い方。
具体的にどういうふうに休憩すればいいかというと、横になってぼーっとします。
何も考えずただぼーっとします。それだけです。
これ職場でやったら「なにサボっとんじゃ!!」と言われること必至ですが、在宅ならこんなことも自由にできてしまいます。
拡散の時間帯はとにかく集中力を落とすことが重要なので、一番リラックスできる体制=横になることが有効なんですね。
で、実はポモドーロにはもう一つ隠されたテクニックというか、注意点があります。
実はこのテクニックは「集中がいまいちできない時に使うと一番効果が出る」ものでして、集中力が溜まっている朝〜午前中に使ってもそこまで意味がありません。
これは過去に書いた勉強法のnoteでも書いていることなのですが、午前中は「90分-20分」とか「55分-12分」など長めのサイクルの方が上手く頭を使えます。
まとめると、
・午前は長めのサイクルで頭を使う必要のあるコトをやる
・午後は短めのサイクルで、あまり集中力を必要としない作業系のコトをやる
が正解です。
4 - 香りをhackして集中力を上げる
これもなかなか職場では実践することができない、「香りをコントロールして集中力を上げる」テクニックです。
たかが香りと侮ることなかれ。
これやると「自宅じゃ集中して仕事ができない」という人でも割と普通に仕事ができるようになっちゃいます。
そもそも、自宅で仕事が捗らないのは、「自宅が仕事をする環境になっていないから」なんですね。
日頃くつろいでいる空間で仕事をしようとしても、脳は「仕事場」と認識しないので、仕事モードに切り替わらない。
これを「香り」をトリガーにすることで、半強制的に脳のモードを変えてやることができるんです。
「香りのグッズなんて持ってねーよ!!」という方のために、気軽に始められるアロマグッズのご紹介。
これ。ただの石に見えるんですが、こいつにアロマオイルを垂らすことで、自然な香りがまわりの空間に広がります。
で、肝心の香りなんですが、基本的にはミント系・柑橘系の香りが推奨です。
以下にあげる香りを実際にかいでみて、好きなものを2, 3種類買うといいでしょう。
ペパーミント、ローズマリー、ティーツリー、ユーカリ、ジュニパー、レモングラス、オレンジスイート
仕事に入るときはこれらのオイルを垂らしてあげることで、「仕事モード」に入ることができます。
逆に、仕事が終わってリラックスしたいときはどうすればよいか。
これは、家で日中仕事してると夜になっても脳が興奮してて眠れない、という人には特におすすめです。
香りで半強制的に〜をリラックスのために使うわけですね。
これにもいくつかオススメの香りがあるんですが、ノータイムでラベンダーだけは買いましょう。
これだけは、睡眠の質を有意に上げる効果があることが分かっています。
あとは、よく言われるところでいくと
ゼラニウム、カモミール、ネロリ、フランキンセンス、ローズウッド
あたりから好きなものを選ぶと良いです。
おわりに
ひとまずこの1週間リモートワークを実施してみて、過去の経験から活かせると思ったTipsをざっくばらんにピックアップしてみました。
どれも簡単に取り入れられるものばかりですので、まずは試してみてください。
またリモートワークを継続して気づいたTipsがあったらシェアします。
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