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読書日記~安井かずみの本の巻。

 私の部屋には本棚というか、コミックなどを入れている袋が山積みされていたりするのですが、整理する頻度が高いもの、低いものがハッキリしています。

 音楽雑誌はnoteを始めてから、資料として使うことが増えたので、年中整理していることになります。
音楽関係の書籍も同様ですね。どこに何があって、どの本に何が書いてあるか把握していますね。

 その逆にほぼ整理していないコミック袋に入れた単行本も結構あるのでした。
それは一人暮らしをしていた時期に読んでいたノンフィクションやエッセイ本の類だったりします。
ちなみに山のようにアパートの壁に積まれていた文庫本、中でも小説のほとんどはアパートを引き払う際に処分してしまいました。
これは本当に時々後悔してしまうのです。

 何故かそんな中でも安井かずみさん関連の本は生き残って、実家に持ってきました。

・安井かずみ 加藤和彦「ワーキングカップル事情」(新潮文庫)

 安井さんと加藤和彦さんの共著「ワーキングカップル事情」は金子國義さんのカバーと挿し絵もあって、大好きな本でした。
この機会に読み返してみると、加藤さんの文章は音楽関連のものは割と色褪せていない感じですが、それ以外はこうだったのか。。程度なのでした。すみません。

・安井かずみアンソロジー「たとえば好きたとえば嫌い」安井かずみ=文、近代ナリコ=編(河出書房新社)

 安井さんのアンソロジーもしっかり持ってきてますが、これは近代ナリコさんが編集したことと表紙や諸々で持っておくかという程度でしたね。
安井さんが活躍していた時代とはライフスタイルだったり、優先順位が変わらざるを得ないわけでして。。
加藤和彦さんとのエピソード(「ワーキングカップル事情」からのもの)が掲載されていたから、持ってきたんでしょうね。

・島﨑今日子「安井かずみがいた時代」(集英社文庫)

 今回読み返して、やはり一番面白かったのはこの本でしたね。
島﨑さんの文章と取材した人々の顔ぶれにエピソードは、今読んでも興味深いものでした。
かなりビターな内容も含まれていたり、取材された側の人にも精神的コンディションがよくないことが伺えるから、読む人を選ぶ部分も多々ありますけど。
島﨑さんの名前を私が意識するようになったのは、この本からでした。遅いですね。

 気軽に本を読み返して、こんな本でしたーと気軽に感想書いていこうと考えてましたが、いきなりこうなってしまいました。すみません。

 明日はもう少し明るくなるようなことを書きたいと考えてます。ま、私自身が明るい人間ではないので、どうなるかはわかりませんが。

 ではまたー。

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