シンクロシティ
製作No.3の曲。(No.2は没)
同調(シンクロ)する人間群(シティ)
盛り上がる集団を
冷めた目で外側から見つめる自分の歌。
ミドルハイテンポの曲が書きたくて、
BaseBallBearのCRAZY FOR YOUの季節
という曲を参考に作製開始。
サビのコード運びが同じ。
サビ頭ではレミオロメンの粉雪ばりなロングトーン。
歌っていて気持ちいい。
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この曲をきっかけに
韻を意識し始めたような気もする。
(シンクロ≠蜃気楼、など)
誰かの喧騒のせいで
心が傷を追い、致命傷に
痛い、悲しい、苦しい、羨ましい
混ざりたいのに混ざれず
非適合、羨望、傍観してるだけの自分。
(ちなみに非適合なんて言葉はなく、
歌い易さによせた造語)
同調する人間群("シンクロ"シティ)が
悲しくなった自分の涙で
景色が"蜃気楼"のように見えてしまう。
自分が分からない
自分は必要なのか
一体何が悪いのか
全てがぼやけてく
腹に携えた感情は芯黒(シンクロ)
足を引き摺るおもりは真黒(シンクロ)
体深くに浸透した呪いは深黒(シンクロ)
さながら摩天楼のように巨大化したそれらに
恐れをなして動けなくなる。
そんな様々なシンクロが溢れる場所は
僕の中だけじゃなく
今日も誰かの心の中にあるのかもしれない。
それが「シンクロシティ」という曲。