いつだってロックが1人にさせる
1人でウンウン考えてる時間が大好きだった自分だが、ここ最近は休日も友達や仕事仲間と一緒に遊んだり話したりする機会が増えた。
他の人にとっては当たり前のことかもしれないが、自分にとっては実に久しぶりに味わう感覚。
そんな楽しい日々を過ごして思ったのは、1人であれこれ頭を悩ませるのは時間が沢山あったから出来たことで、かつあまり生産的な時間ではなかったということだ。
"思考がネガティブになる最大の理由は暇であること"と誰かが言ってた気がするけど、少なくとも自分にとってそれは間違いではないように思える。
だけど、いざ1人で過ごす時間の割合が少なくなると、その大切さを改めて痛感する。
どれだけ仲が良い友人でも知り得ない部分が自分にはある。
孤独はいつも味方だった
- ストレイテナー 「原色」
君が聴くことのないバンド
君が知ることのないプライド
で日々は色づいた
- yonige 「リボルバー」
誰だって独りの夜から
心の声を聞くのだろう
- KANA-BOON 「まっさら」
1人になった時にはいつだって、今まで自分が見つけた曲、拾い集めた言葉に救われて生きている感覚が蘇ってくる。
それは誰かに知ってもらいたいけど、それ以上に自分の中で大切にしまって育てておきたいもの。
最近はその場の雰囲気に合う音楽を選んでかけたり、ちょっとリラックス出来そうな音楽をBGM的に流しておくような機会も増えた。
それはそれで生活や仕事においてとても役立っているし、音楽を楽しむ幅を広げてくれている。
だけど、ロックを聴く時は、自分の意志が動いている気がするし、今の自分が本当に必要として曲を再生するような気になる。
どっちが良い悪いではなく、どっちの楽しみ方も好きだ。何なら普段からロックを聴く機会は減ったかもしれない。でも必要な時に隣で待っていてくれる、自分の良き理解者で居てくれる。
いつだって根元は1人で、心はロックと共にあり続けるのだろう。