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Suiを始めよう!インストールからテストネット接続を解説

この記事では、Suiのインストール方法とテストネットに接続するまでの手順を紹介します。

Suiをインストールする方法は、3つあります。

  • リリースごとに提供されるバイナリを使用する

  • Gitからバージョンを指定してダウンロードする

  • Dockerイメージを利用してコンテナを作成する

この記事では、最も簡単なHomebrewで最新のバイナリをインストールします。

GitとDockerを使った環境構築は、細かい開発環境を構築するためなので、
基本はバイナリを利用したインストールで問題ないです。

MacOS、Linux、Windows Subsystem for Linux
インストールで失敗したら、brew upgradeで解決することがあります。

brew install sui


Windows

choco install sui


正常にインストールできたか確認します。
バージョンが表示されたらインストール完了です。

sui --version

sui 1.37.3-homebrew


次のコマンドを実行して、Suiのテストネットに接続します。

sui client

Config file ["/Users/.sui/sui_config/client.yaml"] doesn't exist, do you want to connect to a Sui Full node server [y/N]?y


Suiのテストネットに接続するときは、Enterキーを押します。
devネットやメインネット、カスタムRPCサーバーに接続する場合は、RPCエンドポイントを入力します。

この記事では、そのままテストネットで進めるのでEnterを押します。

Sui Full node server URL (Defaults to Sui Testnet if not specified) :


0、1もしくは2の希望するスキーマの番号を選択して、Enterを押します。

  • 0 for ed25519: Ed25519署名スキームを使用して鍵ペアを生成します。Ed25519は高いパフォーマンスとセキュリティで知られており、さまざまなブロックチェーン技術で広く使用されています。

  • 1 for secp256k1: ECDSA secp256k1署名スキームを使用して鍵ペアを生成します。このスキームは、ビットコインや他の暗号通貨で一般的に使用されています。

  • 2 for secp256r1: ECDSA secp256r1署名スキームを使用して鍵ペアを生成します。これは、安全な通信でよく使用され、多くのハードウェアデバイスでサポートされています。


Select key scheme to generate keypair (0 for ed25519, 1 for secp256k1, 2: for secp256r1):
0
Generated new keypair and alias for address with scheme "ed25519" [cranky-opal: 0x0b69b183f03eeb0ebb3ccb0e5ff3683c2e87f4665f2f7f289d5b5b87c7969c87]
Secret Recovery Phrase : []
Client for interacting with the Sui network


最後に設定されているネットワーク環境の一覧を表示して、テストネットに接続されていることを確認します。

sui client envs

╭─────────┬─────────────────────────────────────┬────────╮
│ alias   │ url                                 │ active │
├─────────┼─────────────────────────────────────┼────────┤
│ testnet │ https://fullnode.testnet.sui.io:443 │ *      │
╰─────────┴─────────────────────────────────────┴────────╯


テストネットに接続する環境が整いました。
ここまでがSuiのインストールとテストネットの接続でした。
この記事は、以上となります。

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