難しそうで意外と難しくない 仕事のメンタルコントロール
皆さんは「メンタルコントロール」と聞いて、何をすれば良いかわかりますか?
私は、昨年春頃にうつ病で休職経験があり、休養中に本を読んでいた中で初めて知りました。
本記事では、自分が実際に経験したメンタルコントロール術の一例を紹介していきます。
「やる気」を出すには「やる」しかない
そもそも仕事に対して、「前向きに取り組めない」「やる気が起こらない」という方もいると思われます。人生の中で約1/3が仕事だと、私は親や上司から何度も言われ、「でもどうしたら良いのか」とよく悩んでいました。
◎強制的に行う環境を作る/仕事をする場所を変える
仕事をしないと勿体無い状況に追い込むと向き合えるようになります。
テレワークであれば、仕事にしか使わない部屋やデスクを用意する、庭やテラス・ベランダ等で行う等、脳に「新しい環境だ」と思わせられる「仕事場所」を用意するのが最適です。
仕事用の部屋を設けるのが難しい場合は、自分の好きなアロマを焚いたり、フレグランスを置く等、居心地の良い環境に変えてみてください。
私は同期から誕生日プレゼントでいただいた、ゼラニウムのアロマオイルを使っています。
◎「仕事を頑張るぞ!」と書いて部屋に貼る
よく目に入る位置に努力に関する言葉を見ることでモチベーションが上がり、更にポジティブな言葉と組み合わさるとより効果的だということです。
スマホやパソコンを使う方は、ホーム画面に設定しても良いと思います。
仕事のモチベーションが維持できない
先述の「やる気がでない」に似た内容になりますが、敢えて分けて紹介します。
◎目標を細かく刻む
全体が見えてこない大きな仕事でも、自分の目にみえている範囲で目標を決めてみましょう。自分で細かく目標地点を設定することが大切です。
◎金銭の報酬を設定する
例として、「自分へのご褒美貯金箱で達成ごとに1,000円貯金」「前から欲しかったアクセサリーを買う」等が挙げられます。
私だと、「一週間目標まで仕事こなせたから、土曜日に一つスイーツを買う」になります。
新しいことに挑戦できない
不安に向き合うのも大切ですが、「自分が感じている不安の原因」をしっかりと可視化し、きちんと分析できているのかを検証することは、それ以上に重要なのです。
私が特に難しいと感じていることで、今も改善中です。本当に難しい…
◎心配事のほとんどは起こらないと自覚する
ペンシルベニア大学のボルコヴェックらの研究によると「心配事の79%は実際には起こらない。さらに心配事が起きたとしてもその16%は事前の準備で対処が可能である」と科学的に証明されています。
不安にとらわれすぎないよう、この言葉も目に見える位置に貼ってもよいですね。
いかがでしたでしょうか。
紹介した内容は下記書籍にも掲載されているので、興味があればこちら参考に読んでみてください。
冒頭でお伝えした、休養中に読んだ本になります。まだまだ私も、読みながら実践中ではあるので、自身も少しずつ身に着けていければと思います。
参考書籍
科学的に自分を思い通りに動かす セルフコントロール大全
著 木島豪、堀田秀悟