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平日の休日 公園で読書

介護の仕事をしているので休日はかなり不規則である。早番、日勤、遅番、夜勤とあり生活のリズムはもう宛ら変拍子だ…
平日休みが多く、休日はドライブか公園を散歩している。今日は職場の同僚が貸してくれた本を読んだ

「いい匂いのする方へ」
             曽我部恵一

16年ぶりのエッセイ集との事。私は今年48歳になった。曽我部さんは52歳で少し上の世代であるが、年齢を重ねるとこれくらいの差はもうあってないようなものにもなる。50歳前後になると若い頃とはかなり性質の違う問題が降りかかってきたりする…自分だけの問題ですまない事が増えてきて、思案し選択しなければならない事も多々…それはとてもエネルギーのいる事で疲れ果ててしまったり。

エッセイ集を読んで思ったのは「他の人の頭の中」を覗く様な感覚はとても刺激になり救いになるという事。邦楽史に多大な影響を与えた曽我部さんの頭の中でも自分と似たような事を考えていたり、悩んでいたりする…また作曲するきっかけだったり等を知れて面白い。シンガーソングライターの端くれとして刺激をもらった。ともかく歌詞を書くのが苦手である。まだ向き合い方が足りなくて深い歌詞がどうしても書けない…もっと人間の本質的な部分(どうしようも無さや汚さ美しさ強さ弱さ)と向き合って表現していきたい。普段あまり本を読まないので機会を与えてくれた同僚に感謝である。


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