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中野ブロードウェイのアール・ブリュット
所用で中野に出かけました。中野は、東京駅から東京の西、高尾山に伸びる中央線の途中駅でJR新宿駅から5分です。
中野駅の北口を降りると、中野ブロードウェイという商店街があります。マクドナルドのようなファーストフードから、うまいうどん屋、ラーメン店、昔ながらの洋品店や洒落た雑貨店などごちゃまぜな商店街で、週末には多くの人で賑わっています。
中野駅を降りたときに大きな看板で見つけた「アール・ブリュット」。
ブロードウェイの商店街は、アーケードになっていて高い天井に屋根がついています。そこに巨大なバナーが連なっている。空中展示か”
ちょっと高い位置すぎて、写真をうまく撮れてないですが雰囲気だけでも。
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ここに言葉が添えられてました。「なんだろう、なんなんだろう」と思って
昼ごはんを食べながら調べてみました。東京藝術大学の学生さんとのコラボで、「五感をひらく」をテーマに、出展作品を見て感じたこと、伝えたいメッセージから紡いだ言葉でした。
この空中展示のバナーの実作品は、中野駅の反対側にあるZERO(中野区の区民文化センター見たいなところ)でみられると書いてある。
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予定を変更して駅の反対側に。
ZEROの入口です。ちょっと場所がわかりづらく、迷子になりながら到着しました。到着してみると、ギャラリーは2つあり、そのうちの1つが巨大バナーで見た「アート・ブリュット」の展示で中野区が主催。もう1つは、「HERE I am」というアール・ブリュット展(これは文化庁事業でした)。2つのアール・ブリュット展を同時開催していたのでした。
アール・ブリュットとは
フランスの芸術家 ジャン・デュビュッフェによって提唱されたことばで、専門的な美術教育を受けていない人々が、独自の発想と方法によって生み出す芸術作品を指します。アート(Art)は「芸術」、ブリュット(Brut)は「磨かれていない(加工していない)生のものという意味を持ち、「生(き)の芸術」とも呼ばれています。 出展:「Here I am」パンフレットより
私がアール・ブリュットに出会ったのは、2020年7月に東京芸術大学美術館で
開かれていた特別展「あるがままのアート─ 人知れず表現し続ける者たち ─」でした。以来、企画展をみつけると訪ねていました。今回は偶然…
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ギャラリーの展示は、素晴らしいものでした。ほとんど人がいなくて、おかげでゆっくりと心ゆくまで鑑賞することができました。
撮影NGだったのでここで紹介ができないのですが…. もっと多くの方々にこのギャラリーに足を運んでほしい展覧会です。
後で調べてみると、SNS上でも発信されていました。でも、知らなかったんだなー。 著作権の問題だと会場で聞きました。ただ、一部でも撮影OKにすると、もっと多くの方がこの美しい文化に触れる機会に出会えのではないか、と思いました。