無駄なプライドは捨てよう
わたしは、女性に販売職を紹介する営業22年目。
最近は、面接はオンラインなので30分以内に終了する。
以前は、事務所まで来て頂き、1時間から2時間位かかっていたので、面接を受ける人も交通費と時間を使わなくてもよく、お互いが楽だ。
しかし、販売職一筋の人は、事務作業が苦手な人が多い。
オンラインも事前に、招待を送っても出来ない人がいる。
初めからオンラインはしないと断言する方は事務所に来て頂き登録面接をする。
できたら、まずは、「やってみます」と言ってほしいものだ。
話は少しズレるが、昔は、百貨店もレジ専門の人がいたが、ここ何年間でレジも販売員が打つようになってきた。
レジもそうだが、やったこともないのに、最初から「出来ません」これでは、販売員の仕事もどんどん減って行く。
芸能プロダクションと同じで人によって売れっ子と売れない人がいるのだ。
わたし達営業も「なんでも、やります!」と言う販売員に、声をかけてしまう。
面接の話に戻すと、わざわざ来てもらって申し訳ないが、登録面接に来る方は、口数が多く自分のアピール、今まで一番売っていたというような話をする人が多い。
そして、日給を高い金額もらっていたと言う。
そう言う人で今まで、販売力のある人は、ほぼいない。
でも、オンライン面接で、出来ないと固定観念で最初からやる気がない人も時代遅れだが、まだ事務所に来る行動力があるから良い方だ。
一番困るのが、オンライン面接でのトラブル。
顔が映らない、声が聴こえない。
やり方を指示しても、「いつもはできるんですけど」とこちらに問題があるような事を言う人が今まで2名いた。
結局、わたしの顔だけで面接を3時間位かかった。
これでは、どちらが面接してるかわからない。
共通点が、履歴書は、高学歴と職務経歴も良く、今はフリーで仕事をしているような人だ。
今の時代は、そんなのどうでもよい!
一番大切なことは、素直さだ。
履歴書ほどアテにならないとつくづく思う。
高学歴でもフリーで仕事をして立派な履歴書だが、結局は仕事がないから登録すると言うことなのかもしれない。
その後、その2名に仕事を一度頼んだが、やはりプライドが高く協調性がなかった。
そして、履歴書の証明写真が20年前くらいの写真で別人だった。