今を生きる
こんにちは「犬にだけは好かれるタロティスト」チャイです。
新潟でひとり暮らしをしている母に、できるだけ毎日電話をしている。
昨年の緊急事態宣言から、毎月のように妹と交代で帰省していたが全く帰ることができなくなった。
昨年、一時的に緩和されていた数ヶ月に「今帰らないとまた帰れなくなる」と思った。どのタイミングで帰ろうかと悩んでいた。
その頃は、まだ東京から来る人を「コロナが来た」というような言葉を投げかけるような風評被害的な事もあった時期でして…母も、「来なくていいよ」と言う。
そんな時、インドの天才予言者の少年「アビギャ・アナンド君」が2020年12月20日〜2021年3月31日にかけて世界中で新種のウィルスが発生すると予言していたのをYouTubeで見つけた。
✴︎実際は、現在5月になっても先行き分からずですが…
アビギャ・アナンド君とは、新型コロナウィルス(COVID-19)が流行る前の2019年に、感染症によるパンデミックが2020年に世界規模で起こることを予言し、的中させた少年だ。
(✴︎画素お借り致しました)
アナンド君を信じているわたしは、アナンド君が予言しているから、帰省するのは11月にしようと強行突破をして行ってきたという経緯がある。
アナンド君のことは、ご存知のない方はお手数ですがお調べくださいね。
前置きが長くなりましたが、今回のお話は、アナンド君のことではありません。
ごめんなさい。
そんなこんなで、まずは母のこと。
奇跡の80代!!
母は、現在84歳です。
2019年5月に父が他界してから、新潟で一人暮らしをしている。
孫がいないからか?
おばあちゃんという感覚がないからか?
気が若いのだ。
そして、自分なりにオシャレを楽しんでいるようだ。
明るくて、昔から少し天然ではあるが…6人兄弟姉妹の1番上の長女だ。
上の4人は女の姉妹で下の2人が男兄弟だ。
しかし、1番上の姉ではあるが、パッと見は姉妹の中では1番元気で若いのだ。
ひとりで暮らしているから、なんでもひとりでやらなくちゃいけないからか?
キビキビ動いている。
そして、わたしが子供の頃からずっと、早起きをして顔を洗ったら速攻でメイクをしていたのが印象的。
素顔で家にいるのは、寝る時くらいだ。
今でも変わらない。
ひとりの時は、テレビが友達だからテレビに出ている芸能人にも詳しい。
「横浜流星さんがカッコいい」と言ったり、BTSをテレビで観て「こんな風にダンスできるとかっこいいなぁ」「今の人たちはいいなぁ」と話すようになった。
わたしも、年齢のわりには考えや感覚的に若いと自負しているが母親譲りなのかもしれない。
しかし、ここのところ気がついた事だか…
電話で話しをしていると、同じ話しを毎回したり耳も遠くなってきてやはり「老い」を感じる。
しかし、母は「昔のこと」を話すことはあまりない。
「昔は良かった」というような話しは自分からはしない。
これからどのくらい生きられるかわからないが健康で美味しいものを食べて笑って楽しく過ごしたい。今日という時間を大切にしたい。
そんなことを話していた。
母のこの考えは、嬉しかった。
父と過ごしていた頃の母は、父の顔色ばかり伺っているように見えていた。
基本、両親ともネガティブな考え方をする方だとは思っていたが、ひとりになったからか?
考え方が変わったのが嬉しい驚きだった。
✴︎わたしが、2020年11月に帰省した時の母との様子をvlogにしてみたのでご興味のある方はご覧くださいね。
接客業で出会ったおばあちゃんたちのこと。
わたしは、百貨店で接客をしていてたくさんのお年寄りと会話をしたが「昔のこと」を今のことのように繰り返すお年寄りが多いと感じていた。
寂しい人なのかなと感じたり、息子さんの昔の話しをしているけれど、今は違うのかな…とか、想像をしながら聞いていた。
わたしの仕事とは、こういう話しを聞くということも含まれているんだなと思いながら、勉強になった。
ヘアアクセサリーのお店に勤務していたのだか、ある時こんな「おばあちゃん」がいた。
オートクチュールのドレスを着てパーティーに出席するからそれに合わせるヘアアクセサリーを探しているというごく普通の「おばあちゃん」が来た。たくさん試着して、またドレスを持ってくるからみてね…と帰ったのだが結局、何ヶ月過ぎても来なかった。
ドレスは、どんなのか聞くとピンクでレースがここにあって…刺繍がここにあって…とか、そのおばあちゃんが着る世代のイメージのドレスとは程遠かった。
過去の話ばかりする人
また、最近年上の知人と話しをしていて気がついた。
過去の話ばかりする人がいるのだ。
きっと、バブル期に良い経験をしたのかもしれない。
若い頃がとても楽しかったということなのか?
過去の栄光的なことにしがみついている人っているんだなと感じることがよくある。
そういう人たちは、「プライド」が高いという印象だ。
その世界で有名な人や肩書きや横文字の職業の「友達」の話しばかりする。
わたしは、その人の肩書きや有名とか憧れの職業とか興味ないので、内心またか…と思ってしまう。
輝かしい過去は、本当にその人たちにとって大切な思い出だし、それが糧になって今があるのはわかる。
ですが、「今を生きる」ことが大切。
わたしは、残念ながら過去の栄光のような自慢できる話はないが、昔の話ばかりする人といると寂しさを感じてしまう。
母から教えてもらった。
今の時間を大切にする
それは、人との関係もそうだ。
無名でも肩書きなんてなくても良い。
良い人と出会って、お互いを思い合ってガハハって笑って過ごしたいな。
✴︎今回お借りしましたタイトルのイラストは、わたしの言いたかった言葉にドンピシャでした。ありがとうございます。
(タロットガード 小アルカナ カップ6)
昔の思い出に浸って、懐かしい気持ちに胸をあたたかくすることもあるでしょう。
自分では気がついていないかもしれないけれど、過去のことに執着していて、今の自分に向き合わず何か大切なことを忘れているかもしれないよ。
本来望んでいたことをもう一度思い出して、先に進もうね!
チャイ