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結婚式を終えて

入籍してから早10か月、結婚式を挙げた。
私は結婚するなら、絶対に結婚式をしたい!と強く思っていたので、結婚式を挙げることに迷いはなかったし、結婚式を終えて、やって良かった~という気持ちは変わらない。

ただ、夫はどちらかというと結婚式を挙げることに最初はネガティブだったが、決まってからは夫もやりたいことをいろいろ提案してくれたり、準備等楽しんでいるように見えた。

結婚式を挙げたかったのは、自分がウェディングドレスを着て、お姫様になりたかったわけではない。両親にこれまでの感謝を伝える場こそ、「結婚式」だと思っていたからだ。

実際結婚式を挙げてみて、もちろん両親の感謝を伝えられるのは間違いないのだが、本当にそれ以外にも感じたことがたくさんあった。

1日限りの式に高額な費用を使っているわけではない

たった1日で終わる式にここまでの金額をかけることについて躊躇うのは当然だと思う。ただ、振り返ると、式まで半年以上の時間をかけて、自分たちの式の成功のために、一番身近なプランナーさんはじめ、いろいろな人が動いてくださった。私たち自身も打ち合わせや、衣装あわせに何度も通い、不安があればまたプランナーさんに相談して、を繰り返した毎日だった。その日々をまるっと含めた金額だと考えれば、それだけの価値があると感じた。

親族、友人はじめゲストの想いを知ることができる

普段親しくしてくれている友人が、みんな自分にカメラを向けてくれて、嬉しい言葉をかけてくれたり、スピーチで、普段聞けない想いを伝えてくれたり・・・普段のやり取りでは味わえない本当に不思議な時間だった。
めったに会わない親族が集まってくれて、披露宴の余興に楽しんで参加してくれていたり、終わった後に良い式だった、とコメントをくれたり、普段強面のおじさんが夫に、「任せたよ!」と握手していたり。そんなゲストの笑顔を沢山見れて嬉しかった。

新郎新婦が楽しむことがイチバン!

振り返ると、私はゲストに楽しんでもらえることを意識しすぎて、もう少し私自身が楽しめればよかったな~と思う。もちろんみんなが楽しんでくれればそれで良しなのだが。特に私はひとりで来てくれるゲストもいたので、友人同士が仲良く楽しんでほしいという気持ちも強かった。ただ、結婚式は本当に司会者さんや、式を進行してくれるキャプテンの方など、プロ集団による進行なので、新郎新婦がそこまで気にしなくても滞りなく進んでいくからあまり不安になることなく、楽しんでほしいなと思う。

イメージどおりに可愛くして頂いた「ぴょんぴょん装花」

結婚式は夫とふたりで取り組む最初の長期ミッションのような感じで、式場探しから、準備、当日まで本当にふたりで沢山話しあって、迎えるもの。結婚式が終わって、「終わっちゃったな」「もうこの式場に打ち合わせで来ることがないのか~」と思えるくらい頑張ることができて、仕事とは別に、ここまで頑張れるものは私にはなかったので、準備の大変さより本当に楽しい時間だったなあと。

これから式を迎える花嫁さんには、結婚式当日だけではなくて、当日までの時間もパートナーと一緒に楽しんでほしいです。


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