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Life Story 7:ここまでが私の20代

20代は自分自身を模索し続けた時期だった。

手探りであっちに行ったり、こっちに行ったり、いろいろなことを試し、何度も悩んだ。挫折感に打ちのめされながら、暗闇の中、光を求めて全力で走り続けていたと思う。

ときおり正体の分からない不安を感じ、その不安を感じないようにするために走り続けた。

その不安の正体は今なら理解できる。

お金がなく、人から見放され、絶望して父親のような死を迎えたくない。

立ち止まったら死んでしまうような恐怖感を感じていた。

何としても成功してやるんだ!幸せになるんだ!

突き動かされるように、ガムシャラに進んでいった。

刺激的で楽しかったけど、辛くもあった。
何をやってもうまくいかず、才能の無さに絶望した。
でもこの時期があったからこそ、何が好きで何が嫌いか、何が得意で何が不得意かが分かった。

だから30代になって、自分の軸ができた。
当時はやることなすこと全部失敗して、遠回りばかりしていると思っていたけど、振り返ってみると、無駄な体験なんて一つもなかった。

行動と失敗から自分自身を知れたことが、後の自信に繋がる最大の財産になっていた。

➡ Life Story 8:理想の会社を見つけた!

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