私の「生きる指針」を言語化してみる
自分の考え方の根っこにある想いに、たまに気づいたり触れたりします。
普段は脇にやりがちなのですが、敢えてここで1度赤裸々にまとめてみます。相当恥ずかしいことではあるものの、自分にとってもやる価値があるように思えたので…
ご興味のない方はどうぞスルーして下さい。
1. 死にたくない
何のきっかけもなかったのですが、初めて死というものを知覚した10歳頃からずっと、死への恐怖が拭えないでいます。
苦しむのが怖い訳ではなく、取り残された人を心配するでもなく、ただ単に
「この、今考えている意識がなくなってしまったら、どうなってしまうのか? 私は私の知覚を通して世界を認識しているのに、それらが無くなったら一体どうなるのか? 死の後に何もないとしたら、人の思いや心はどこへ行くんだろう?」
ということが不安なのです。
非現実的かもしれませんが、未だに不老不死の可能性を諦めたくありません。
医療技術の発達し続ける現代、もしかしたらそのうち可能になるかもしれないですし。
ただおそらく自分の生きている間には無理でしょうし、可能になったとしてもごく限定された人達にしか実現は難しいと分かっています。
であるならば、できるだけ長く後悔のないように生き、最期に笑って死にたいです。
① 健康寿命を伸ばしたい
皆さん当たり前に望んでいるかもしれませんが、意外と自分は疎かにしがちな部分です。
なぜかと言うと、昔から相当な面倒くさがりだから。
食事・風呂・トイレすら「誰か代わりにやってくれないかな」と思うレベルです。
そんな私でも「健康に長生き」するために、体に良い生活・運動習慣をつけようとしてる最中です。
ですが、難しいのなんの。なんせ基本はものぐさなのです。
ただ、今年になってから変化が2つあります。
まず1つ目は…
2019年秋からMi Bandで活動記録を付けていますが、最近は更にその記録を手帳に書き込んでいます。
日々手を使って書くことで、以前より健康への意識が高まっていると確信しています。
そして2つ目は…
たまたま最近パーソナルヨガとパーソナルトレーニングに出会い、大きく考え方が変わりました。
「身体を使うことは思ったより面倒じゃない」
「身体に着目してみると意外と楽しい」
と、初めて思えたんです。
まさにコペルニクス的転回。
簡単にガラッと変わってしまうんだから、人間って案外単純なものですね。
人体の不思議に魅せられ、今後は解剖学も学んでみたいと思えました。
とは言え、急に体を動かすことが得意にはなりません。
でもヨガやプールなど自分の好きな分野も活用しながら、気長に運動していきたいです。
ちなみに、長生きの目標は125歳。
特に根拠はないですが、頑張れば実現可能そうなキリの良い数字としてとりあえず設定しています。
② 「全てを知りたい」真理の探求で恐怖を減らす
恐怖を減らすにはどうしたらいいか?
…方法は色々あるかもしれませんが、有名なのは「知ること」。
人間は得体の知れないものを恐れ、不安を抱きがちです。
でも意外と「知ってしまえば大したことはない」というケースも多いもの。
だから自分は死への恐怖と闘うため、知ることに力を注いでいます。
大袈裟に言えば「世界の全てを知りたい」。
まるで仮面ライダーの悪役かのようなセリフですが、心底そう思っています。
昔から学びや読書が好きなのも、ある意味「知らない世界をもっと知りたいから」。
仕事にしているライター業でも学ぶ機会が多いですし、真理についての個人的研究も昔から継続しています。
と言っても特に難しいことはなく、宗教・文化・言語・思想・哲学・科学・歴史などの分野についてひたすら学び、時に友人と語り合うくらいですが…
昔から全く未知の分野に飛び込む機会が多かったですが、それも単に
「知りたかったから」
「やってみたかったから」
が理由だったのかもしれません。
③ 「せめて人類の長い存続を」持続可能な生活
自分という個体が永遠に生きられないなら、せめて自分と同じ種である人類には長く生きてほしい…と願っています。
そのせいなのか、地球環境には中学生の頃から非常に問題意識を持っています。
実は、私が整理収納アドバイザーになった理由の1つも「地球環境のためにほんの少しは役立ちそうだから」です。
個人でできることには限りがありますが、人々への意識付けには良いかもしれません。
人類が地球に長く住み続けてほしいのであれば、今のままの大量生産大量消費の生活を続けていくのは現実的ではありません。
では、誰がどう音頭を取って改善していくか?国家ごとに対立していては達成できないでしょうし、国連的な組織が必要になるのでしょうか?
そもそも、今のままいくと一体何年後まで人類が存続可能なのか、どのように変化させるとその数字見込みをどれほど変えられるのか?…その辺りが可視化されないと、なかなか行動に移せないかもしれないですね。
地球で生きられる時間が有限なら、宇宙に道はあるのでしょうか?
SFや宇宙にも昔から興味があるので広く情報を集めていますが、実際のところ現時点では地球外で人類が生きられる可能性は高くなさそうです。
今後の新たな発見・技術革新に期待したいところですね。
2. 自分のような辛い子どもを減らしたい
子育てするようになってやっと認識したのですが、実は自分にはアダルトチルドレン気味なところがあります。
診断された訳ではありませんが、その傾向が高いです。
自己肯定感が相当低く、「単に物事を楽しむ」ことが難しく、自分に対して厳しすぎる、など。
その原因は幼少期の環境にあると思っています。
実は母親が過干渉の人。
・小中学生の間はTVとゲーム禁止
・習い事は週5.6回ほど
・毎日の予習復習明日の用意は必須
・朝ご飯を残すことは許されない
・テストで98点取ってもケアレスミスを怒られる
・テストでは最低3回以上の見直しが求められる
・車の中で「帰宅した後の行動を計画しておくように」と言われる
…など、徹底的な成果主義・減点方式の元、恐怖政治が敷かれていました。
友人や夫など、親以外の周囲の人間に恵まれたおかげで現在は回復してきましたが、相当長い期間生きづらさを感じてきたのは事実です。
残念ながら過去は変えられませんが、その経験を生かしていけたらと考えています。
① 「虐待の連鎖を断ち切りたい」まず我が子、次に手が届く範囲に
現代は核家族が多く、他人が子育てしている光景を見る機会は決して多くありません。
だからアダルトチルドレンが1番気を付けないといけないのは、
「虐待や悪い関わりを連鎖させないこと」。
お手本が自分の親になってしまうため、普通にしていたら親と同じことを繰り返してしまうのです。
そうならないように、子育て本を読み漁ったりTwitterなどで情報収集をしたり心がけてきました。
また他人の子育てを参考にするために、仲の良いママ友とは家族ぐるみの付き合いを積極的に行っています。
最近はなかなか難しいですが、できる範囲で一緒に遊んだり交流したりと工夫しています。
スキンシップを大事にして1人1人に向き合ったり、言い過ぎてしまった時には謝ったりして、我が子とは今のところ良好な関係を構築できていると思います。
今後も子どもを管理したりコントロールしたりするのではなく「自分と違う1人の他人」として尊重しながら共に過ごすことで、子どもの良さを損なわない関わり方ができたらと考えています。
また、身近な子ども(友達の子など)にも積極的に話しかけたり前向きな声かけをしたりして、自分の手が届く範囲で「身近な大人」として存在できたらいいなぁと思います。
自分が子どもの頃は親と先生以外に頼れる大人がおらず、「親がちょっと変わっている」と考えることすらできなかったので…
整理収納アドバイザーとしても、色々と悩んだり抱えたりしがちな日本の母親を、自分なりにサポートできたら嬉しいです。
更に将来的には、教育・学童・不登校支援・サードプレイス事業などにも関わり、広い範囲で多くの親子を手助けできたらと思います。
② 自己肯定感を高め、好きなことに集中し、悔いのない人生を
自分のような辛い子どもを減らすためには、まず辛い親を減らす必要があります。
親のストレスは、往々にして身近な弱者(我が子)に向いてしまうからです。
私はよく
~「母親である前にまず人間!」と楽しみを諦めず、マイペースかつ全力で仕事・趣味・育児・家事に取り組んでいる~
と書いていますが、その理由もここにあります。
結局のところ、
自分で自分の好きなこと・楽しみを知り、自分を大切にして癒し、自分の好きなことに集中して、人生を悔いのないよう一生懸命生きることから始めるしかないのではないか?
…と思うからです。
そうすることで
他人に期待しなくても過ごせるし、他人と自分を無駄に比較することもなくなるし、他人との関わり方も良好になっていく
…と信じています。
私自身はだいぶ回復してきましたし、今後は周りの人の助けにもなりたいです。
実際、整理収納アドバイザー業でもライター業でも、お客さん自身の掘り下げや大切な気づきに立ち会える場面があります。
私個人の力はほんの少しで微力しかありませんが、多くの人の良い循環の1要素になれたら、こんな嬉しいことはありません。
まとめ
以上、自分の「生きる指針」を言語化してみました。
なんだか重たい感情ばかりで胃もたれしそうですが、これが噓偽りのない気持ちです。
ネガティブな悲しい感情から始まったことでも、考え方次第で周りに対してポジティブな関わりができる。
「ネガティブも1周回ればポジティブになる」は私の信条の1つですが、これらの想いもまさにそうかもしれません。
承認欲求が強く、一時は本気で「国葬されたい」「銅像を建ててほしい」と願っていた私ですが、やっとここまで来れました…
これも本当に周りのおかげです。
今後も周囲と仲良く楽しくやりながら、自分のできることを粛々をやっていきたいと思います。
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