タスクシュートで私は何が変わったか? BEFORE AFTERを大公開【ユタカジン】
タスクシュートを実践し始めたことによるメリットは正直色々あるし、他のいくつかのnoteにも書いてきた。
ただ、
「まとめたらこの辺かなぁ……?」
という内容を、ここらで1回まとめてみようかと思う。
※ タスクシュートとは
大橋悦夫さんによって1998年に開発された、タスクと時間を同時に管理できるメソッド。タスクの整理ではなく実行にフォーカスする点が特徴的。
焦り・落ち込みが減った
まず
「うわー、今日特に何もしていないのに、もうこんな時間……」
と落ち込むことがなくなった。
というのも、タスクシュートのログを見れば毎日意外と色々なことをやっている事実に自然と気づけるから。
無意識のうちに頑張っているあれこれについて、意識を向けられるようになったから。
例えば、
「わ! 今がもう18時なんて信じられない」
「いつの間に12月になってた?」
というセリフ。結構よく聞く話だと思う。
もちろん冗談なら別にいいんだけど、本気だと結構辛いものがある……(歳を取ると時間の流れが速くなる、というのも実際にあるだろうけど)
「いつの間にか時間が経ってしまってあれもこれもできていない」
という感覚になると、欠乏感がすごいから。
*
また、「私は全然だめだ」と感じることが減ってきた。
特に時間管理についての苦手意識が減り、
「タスク管理が苦手なのは私だけじゃないんだな。てか、別にそこまでひどくないのかもしれない」
と気づけたことは大きかった。
ダメな部分はもちろんあるのだけれど、少なくとも今は底なし沼ではない。底はある程度見えるようになった。
タスクシュートで取る記録と毎日の振り返りのおかげで、解像度が上がったのかもしれない。
未来について悩み過ぎなくなった
タスクシュートで作るプランは今日1日。
1日だけを考えればいいのは、そんなに難しくなくてありがたい。そもそも24時間の制約があるし、起床してからプランを立てれば「就寝までの時間」はほぼ確定しているから。
1週間、1ヶ月、1年、10年の計画……
とか言われると私には到底無理なんだけど、1日ならできる。
そして、1日1日を精一杯やっていれば、自然と道は拓けていくものだ。
*
確かに、10年後のことなんて別にそこまで深刻に考える必要はないのかも。
歳を取った時の体調も老後の金銭プランも、考えれば考えるほど不安が増えていくような気もする。(しっかり計画しても特に不安にならない人は、そのままでいいと思うけど)
予定を立てたとしても、その修正にはいったいどのくらいの時間がかかるのだろう?
遠い未来のために、現在の時間をつぶさないようにしたい。
スモールステップを実践できるように
タスクシュートのメソッドは、タスクの完了よりも着手に目を向ける。
「1分でも着手したら先送りではない」
という考え方すらある。
これにより、完璧主義だった私も
「まぁ、まずは1分くらい始めてみるか」
と気軽にタスクを開始するようになり、……人生で初めてスモールステップを体験できている気がする。
今まではハードルが高すぎてもはや壁に見えていたのに、高さが急に下がったおかげでやっと階段に見えるようになり、感激だ。
毎日するものとして
アイマスク、ストレッチ、トイレ掃除、語学勉強、振り返り、ジャーナリング、Notion、子どもとの勉強……
今までは
「やりたいけど、そんなの無理だよな……」
「毎日できたらいいのになぁ」
と思っていた習慣を、気軽に取り入れられている。
自分に対して
「やってみなはれ」
「とりあえずチャレンジしてみて、ダメならそれでいいじゃん」
と思えるようになり、足取りも軽やかになってきた。(※ 当社比)
番外編・明るくなったらしい(友人より)
フリーランスギルド(所属するコミュニティ)で数ヶ月前に、
「なんかsugamariさん、タスクシュートに関わり始めてから明るくなりましたよね!」
と言われた。
全く気にしていなかったから、びっくり。
でも、前がそこまで暗かった訳じゃないと思う。私は大学デビューしたタイプなので、確かに高校生以前は根暗だったけど……
SNS(特にTwitter)で気軽に声をかけたり交流したりするのは、数年前からやっていた。
*
でも最近、特に「我慢が減った」感じはある。
嫌だと思えばビビりなりに勇気を出して辞めるし、どうしても気になったら勇気を出して相手に伝えようとしている。
これは大きいだろうなぁ……ストレス源から離れられれば、自然と良い循環になっていくから。
イマココに着目するタスクシュートを使っているおかげで、
「今のこの時間を何よりも大事にしていきたい」
という思考になってきたのかも。
以上、私の変化(ビフォーアフター)を簡単に書いてみた。
他のタスク管理メソッド・ツールでは決して味わえなかったこの変容は、単に「タスクシュートを使い始めたから」というよりも
「タスクシュート協会やタスクシューターの仲間と交流を始めたから」
だろうなぁ……と思っている。
自分を変えようと思うと難しいが、環境を変えると多くの変化が訪れる。
気になったら、一緒にチャレンジしてみませんか?
▼ タスクシュート手帳術の会(次は8月4日開催)
▼ 100日チャレンジ(次は第10期)
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