変わる報道番組ABEMA Prime #アベプラに出演するまでの話
変わる報道番組#アベプラ【平日よる9時~生放送】 - ABEMAに出演しました
2021年12月16日(木)21:00~22:00の放送でした。
なぜ出演することになったのか
放送当日の午後3時ごろ、大学事務から研究室に電話がありました。
「TV局の方が、先生(私)とお話がしたいと、外線が入っているので対応してほしい」とのことでした。代わってみると、テレビ朝日アベマプライムのディレクターの方から、「愛知県の中学生刺殺事件の被害者保護者への批判があることについて意見を伺いたい。先生(私)のnoteの記事を読んで、子どもを理解することは難しいとあった。いじめ問題を含めて、理解をすることは難しいのか。」とのことでした。
該当のnote記事はこちらです。
実はこの記事、私が小学校教員だったころに担任した学級通信にコラムとして記載した文章です。退職後にnoteに記載しました。その学級通信は下の通りです。
驚くべきテレビ局のスピード感!?
話を進めていくと、出演の依頼は、電話のあった当日の夜の9時からの生放送でした。翌日に筑波大学へ行かなければならない用があったので、夜のうちに移動してしまおうかと考えておりましたが、移動の予定をキャンセルして、研究室からオンライン生出演することで話がまとまりました。夜9時からの放送で、当日3時に依頼があるとは、TV局は驚くべきスピード感で回っていることがわかりました。
小学校教員も、授業準備が当日朝までかかったり、直前に授業案が決まったりすることがあります。当日に動き回るスピード感には慣れているつもりでしたが、驚きました。
番組で強調的に主張したことは?
本note記事で、愛知県の中学生刺殺事件について議論をすることはいたしません。番組でもお伝えしたように、情報の精査が必要な案件で、難しい問題を孕んでいるからです。
しかしながら、改めて主張したいことは、一般論として大人も子どももケアリングの意識が大切だということです。「追及して真実を求めること」は「相手を追い詰めるだけ」です。
研究者が発信することの意味
医療や教育、福祉など、多くの研究が各方面の現場に還元され、役に立っています。今回、noteがきっかけとなりましたが、多かれ少なかれ何らかの形で、人々のもとに成果が届くことは喜ばしいことです。こうした研究成果は、常に開かれたものであるべきであり、円環的に理論と実践がつながっていなければならないと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?