神または武士

夫のこと
神様か武士だと思っている

神的な側面としては
・穏やか
・家で私に向けるのはほとんど微笑み
・怒ること指示することがない
・全部を肯定してくれる
・困った時に救ってくれる判断、言葉が私にとって最適

誕生日、クリスマス、ホワイトデーには
サプライズ旅行に連れってくれる
私の誕生日が“一年で1番大切な日”らしい
ちなみに年が明けて割とすぐに終わる　笑

武士的側面
・静か
・だけど二言は無い
・動じない
・慎ましい生活
・欲がなく
・ブレない
・疲れや痛みを悟らせない
・城へ行くとだいたい貸し切り・晴天
『現代城主』と呼んでいる（過去の城主様すまぬ、お借りします）

過去に行ったスキーでは、楽しくて何度も滑ってはしゃぐ私に笑顔で付き合い、唐突に「この後はお土産見たい！いっぱい買うんだ！」と言いつつ
その後も散々滑り、すっかり発言を忘れる。

さて部屋へ戻ろう、と引き上げていたら
「お土産買いたいんじゃなかった？」と売店に寄ってくれた。
私が買い物に夢中な間に、こっそり靴擦れを保護するための絆創膏を買っていた時、身勝手な自分を恥じた。
（2回目のスキーにはあらかじめ皮膚の保護クリームと厚手靴下を用意）

ある時は「お寿司食べに行こう」となり
「寿司〜エンガワ♪
すーしー　サーモン♪
すーし　　えんがわ♪」
と食べたいネタを歌って店に向かった。
この時「ご一緒に」と言っても歌ってはくれない
静かに微笑むだけ、よっ武士！
（ちなみに一緒にはしゃぐ友人は2フレーズくらいでノッて来てくれる！さすが友よ！笑）
この時↓

そして店に着くと並んでる寿司ネタに目を奪われて夢中に。ふと隣を見ると夫はいつになく真剣な眼差し

何をそんなに真剣に…と茶化すと

「いやエンガワあるかな、って。」

ハッ！忘れていた！！！！

夫自身はエンガワを食べない…

恋人や夫婦は、
互いに無いものに惹かれ合う、補い合う
などというが、補いきれない愛と温かさを待ち合わせた
私にはまさに神のような人なのだ。