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勝つとか負けるとか

自分の敵は常に自分だ。
人と競って勝てることはないので
いかに協力し、良いところを学ばせてもらい
自分の身にすることができるか、を意識している。

自分に勝つということは、
例えば苦難の道のり、までいかなくても
楽勝・普通・苦手や面倒
って選択肢が並んだ時、必要とあらば
苦手・面倒なことも冷静に選び取れるか、だと思う。

もちろん時と場合による
例えば「服を洗濯しよう」って時に
『全自動洗濯機を使用し洗って干す』
が普通だとすると、

「いや面倒を選んでこそだ!」と洗濯板で一枚ずつ洗って、しっかり水を切り叩いてしわを伸ばして外干しして、アイロンもあてて…

とはならない。(例えが下手か)

敬愛する方に
「迷ったら面倒な方へ」と教わったことも大きい

ここぞというときに苦手や面倒を選べるように
ささいなことや日常でいかに楽するかのバランスも大切な気がする。全てに全力を出し切ることは難しいし
…ともかく自分に勝ちたい気持ちが強いということ

そんな私が密かに日常で勝ち負けを意識することがある
夕食だ。

私は調理を担当している。(買う日や外食もあるが)
全て手料理、という日もあれば
主菜を作り、副菜は買い足したりもする、
お土産や頂き物を添えたりすることもある

中華の日にもう一品、冷凍餃子とか春巻きがあると
とても助かる。作る時もあるのだが
やはり労力、金額いずれをとっても
特に平日は重宝する。

食べる時に
「好きな物から食べる派」
「好きな物残す派」
は分かれるところだと思うが、私は残す派。
欲望を制御して満遍なく食べられる人を
大人と認定し憧れたい

さて、食べてくれる人は
分かりやすく、より分かりやすく
美味しい物、好きな物を残す。

私もだから『お子ちゃま』とは言わないでおく

そんな前提で、
大半を気持ち込めて作った手料理を並べ
ちょこんと買ってきた副菜を添える。
食事終盤に、その副菜が残っていると

「負けた」と思う。

やはり既製品には敵わない
愛だの手間だの言ってもやはり旨い物は旨いよね

勝ち試合を作る方法もある
手料理で埋め尽くし、どれを先に食べられ
どれが残っても「勝ったぜ」という状態にする
これなら戦わずして勝てる!
万全を期して勝つには休日だ

ま、そのためには外食やテイクアウトも活用し
楽したり、負けや引き分けがあっても
ここぞ!に勝てるようにしたい



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