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雨にまつわる思い出
ポジティブな言葉や、敬愛する人から頂いた傘のお陰でそれほど雨は嫌いではない。
まして、「もう時期梅雨があける」なんて聞くと
しとしとと降り続く雨もなんだか愛おしく、灰色の背景が心を落ち着けてくれるように感じる。
なにか雨にまつわる話はなかったかと振り返る
やはり夫の晴れ男(特に城近くで発揮する)話か。
夏休みの旅行には台風がついてまわる
何年も前に、中国地方へ行った。
あいにくの雨この地域で「100年に一度レベル」なんて言われていた
計画を変更して入城すると見事に雨があがり、しかも直前の大雨で観光客はまばら、コロナ前だったから行き交う人と写真を撮りあった。
さらに別の年は九州へ
この時は台風にぶつかり飛行機が飛ぶかも怪しい
なんとか飛んで辿り着くのだが、後で確認すると大手2社で計15便はあったが、飛行できたのは1社、2便のみだった。
「よくぞ飛んでくれた!」と喜ぶ横で
「凄腕パイロットさんだったんだね〜」と笑顔の夫
こういう考え方をする夫が好きだ。
荒くれる航路を果敢に挑む凄腕パイロットを思い浮かべて笑いつつ感謝した。
もちろん
管制官や整備の方、空港スタッフに搭乗員たくさんの人たちのおかげであることにも思い当たり感謝。
翌日は台風一過の晴天
城を始めとする観光が楽しめた。
高知へ行った時は、沈下橋の真下にせまる水を見てハラハラドギドキしたことも。翌日は仁淀川の清流が拝めた
雨だから映える景色もあるし
晴れを引き立ててもくれる。
そう言いつつ、この間断念した山にも後ろ髪引かれる思いだが。ただ夫は道や予定していた観光を変更したり、決して無理・無茶はしない
「雨が降ったら中止だよ、危ないからね。」
こう振り返ると晴れ男なのかは不明だが
城付近では高確率で雨がやむ不思議な夫、さすが武士
雨の景色も味わいつつ、安全に楽しみたいものだ