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依頼数を3倍にしたフリーランスの仕事の本質のお話

こんにちは!スガワラ@sugahara_webです。大阪市内で主にホームページ制作をしているフリーランスです。

今日は「仕事の本質を理解すれば、あなたに依頼する人はバンバン増えるぜ!」って話をしたいと思います。というのは、フリーランスになったものの思うように仕事が獲得できないという人をかなり見かけるからです。

「余力はあるのに仕事がない」ってとても苦しいですよね。私もフリーランスになりたての頃はまさにそんな状況でした。会社員なら「暇だぜ〜YEAHHHH☆」とサボってるだけでも給与は入ってきます。言い方はわるいですけどね。

ですが、フリーランスの“仕事がない”は死活問題です。「仕事がない = 収入0」に直結するからです。

で、私はそんな暇な状況下で毎日考えました。「仕事って何だろう」「どうやったら自分に依頼してもらえるだろう」と。

それがたまたまなのか戦略的にうまくいったのか今では数ヶ月先まで仕事がパンパンの人気フリーランス(?)になることができました。

私なりの仕事に対する考え方をまとめていきます。

仕事の本質 = 人が人に依頼すること

「仕事ってなんだ?」と考え尽くした果てに一つの答えに辿りつきました。それは人が人に何かを依頼することによって仕事が生まれるということです。

「当たり前やろ!」と思うかもしれません。でもこの当たり前って超重要です。そして、この当たり前の事実から相反した行動・営業を行なってしまっている人が多いと感じます。もう少しどういうことか噛み砕いて説明しますね。

人がいない場所では仕事は生まれない

人が人に依頼をして仕事が発生する以上、人がいない場所では仕事は生まれない。はい、これも当たり前体操です。でも重要。「田舎だったら仕事が獲得できないから都会に行け」とかそういうことではありません。

例えば、仕事が獲得できないからと以下のような営業をしてしまっていないでしょうか。

・ホームページの問い合わせフォームからやたら滅多に送信する
・ツイッター等のSNSからDMを送る
・その他オンラインが中心の営業

上記の営業法を実践している人は多いですし、一般的に知られた方法です。ですが、果たして効果があるのでしょうか。

私もそんな営業をしていた時期がありましたが、すぐにやめました。というのも、オンライン中心の営業って意外と効率がわるいからです。

顔も知らない・会ったこともない人にいきなり仕事をお願いできないという面もありますが、そもそも営業先のSNSアカウントやホームページが稼働していないことも多々あります。

使われていないアカウント・ホームページに営業をかけるなんて、例えるなら壁に向かって「仕事ちょうだいー!」と言っているようなものです。まるで意味がありません。

仕事の獲得方法は「人からの紹介」が9割以上

人が人に依頼して仕事が発生する以上、フリーランスが仕事を獲得する経路は「人からの紹介」が99%だと私は考えています。

「ホームページを見ました!」「インスタの投稿を見てお願いしようと思いました」という方もよく辿っていけば、誰かの紹介だったというのはあるあるです。

テレビCMをバンバンうてたり、広告費に毎月数百万円使えるような大企業ならやり方は色々あると思います。ですがフリーランス、それも駆け出しで資金繰りも苦しい中では、とにかく人とのつながりを増やして地道に仕事を獲得していくしかない、と私は結論付けました。

つまり・・・オフラインを大切にすべし!

回りくどい感じになりましたが、一言でいうと「オフライン(対面)を大切にしよう!」ってことです。人気で仕事が常にいっぱいのフリーランスはみな、フットワークが軽くてオフラインを大切にしていることも考えた末の気づきでした。

逆に、廃業したり思うように仕事を獲得できていないフリーランスの方はオフライン < オンラインとなっている傾向があるな〜と感じました。

「会うの手間だしオンラインでよくない?」「オンラインの方が効率的っしょ?」という具合に。でも、こんなご時世だからこそオフラインは価値があって大切なんです。(対面でしかわからないことってあるよね!)

この考えにたどり着いてからは、私も積極的にさまざまな業種・業界の方と交流するようになりました。そうすると不思議なもので、自然とお仕事をもえる機会も増えてきたんですよね。


会える安心感もありますが、オフラインは受け身ではなく受動的な営業活動ができるのも強みです。で、オフラインのそれらの強みはオンラインでは代替がききません。

・オフラインの力はすごい
・オンラインを過信してはいけない
・オフラインとオンラインでバランスよく営業活動しよう

端的にまとめると、私が言いたいことは上記ですね。一周回ってオフラインがフリーランスの営業方法としては最強です。

仕事が発生する経緯は主に2パターン

次に私が仕事がない暇な中で考えたのは「仕事ってどういう経緯で生まれるのだろう」「どういうときにどういった人に依頼したくなるのだろう」ということです。

仕事が発生するプロセスや発注者の気持ちを理解すれば、もっとお仕事をもらえるのでは!と考えたからです。発注する側の気持ちまで配慮できれば、数多くいるフリーランスの中で自分が選ばれる確率がグーンとあがるだろうなと思ったわけです。


今では私が発注者側になることもあり、そういった経験から仕事が発生するプロセスは2つしかないことに気づきました。以下より解説しますね。

1.自分ができないことを依頼する

仕事が発生するプロセスの大半がこれです。自分ができないことを誰かにお願いするということ。私であれば、WEB制作が仕事のメインなので、WEB制作のノウハウがない人・自分ではできない人が私を頼ってくれます。

もっと身近なところだと、スーパーで買い物することもこれに該当します。自宅でわんさか野菜が取れて、調味料も作れたら毎日または毎週スーパーには行かないですよね。この例もかなり間接的ですが「自分ができないことを依頼する」の仕事発生プロセスです。


ただ、気をつけないといけないのはこの過程でのお仕事獲得は後者より難しいことです。

・失注する可能性あり
・場合によっては競合他社とバッティングあり
・その他諸々(営業技術が必要)

一般的にいう直請けのお仕事になるため、ハードルもあがります。その分、報酬面は期待できるかもですが単純に「今すぐ仕事がほしい」「食っていけるぐらいには仕事を獲得したい」なら、この後紹介する後者を意識するのがおすすめです。

2.自分でも出来るが時間がない・人手が足らない

仕事が発生する過程のもう一つが「リソース(人手)がないから誰かにお願いしたい!」というパターンです。いわゆる下請け業務ってやつですね。

顧客と自分の間を仲介している人・会社の数だけ報酬は目減りしますが、仕事の獲得のしやすさは前者より圧倒的に高いです。

その理由としては以下のとおり。

・発注者側にすでに仕事がある状態である(ゼロからの開拓が必要ない)
・緊急性が高いことが多い(猫の手もかりたい状態)

「自分でもやろうと思えばできる。けど手が足りないからお願いしたい」状態なので、このプロセスを狙うなら営業先は自ずと同業他社になります。


例えば、私の場合であればWEBを作る制作会社や広告代理店、デザイン事務所などがターゲットになります。同業のフリーランスもそうですね。

「同業と知り合っても意味がない」という考えの人もいますが、いろんな人とつながっていると忘れた頃に相談がきたり、おこぼれのお仕事を紹介してもらえたりメリットがいっぱいです。


「低単価でもいいから実績を作りたい・仕事がほしい」という方は同業さんを中心にアプローチ、できれば対面で会う機会をセッティングできると最高ですね。

まとめ

・仕事は人から人に依頼して初めて生まれる
→ だから人とのつながりを増やすことがめっちゃ重要
→ でもやたらめったに繋がりを増やしても仕事にならないよ(オンラインで1回話した程度はつながりでもなんでもないよ)

・ なんだかんだでオフライン(対面)が最強
→ 仕事をお願いする側の気持ちを考えよう(顔が見える人と見えない人、直接会ったことがある人とない人、どっちにお願いしたいか?)
→ オンラインは便利でいいけどオフラインと同等にはなり得ない

ちょっぴり辛口な言葉もありますが、まとめると上が私の考えを分解していった結論です。営業方法や小手先のテクニックとかもあるのですが、その辺はできる・できない問題や、人によって得意・不得意な部分があると思っているのであえて触れませんでした。

でも、ここで解説した仕事の本質みたいな部分は共通かなと思ったので、私なりの考えをまとめてみたのでした。少しでも参考になれば幸いです。

このnoteを書いた人

菅原優斗(すがわらゆうと)
主に大阪市内でホームページ制作活動をしているフリーランス。屋号名PENGUIN WORKS(ペンギンワークス)。趣味はキャンプ、ゴルフ、スノーボードなどなど。愛称は「ペンギンさん」

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