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狩猟日記:2024年12月25日〜12月31日まで(今年もありがとうございました)

25日の朝、オス1歳の鹿が罠にかかっていた。「神様、クリスマスプレゼントをありがとう」と思っていたら、その後全く罠が作動せず。今年は雪が良く降るので、鹿の足跡が分かりやすい。表紙の画像は、もう完全に鹿の通り道なのだが罠を踏まず。そういう日が5日も続いてしまった。罠が作動しないと狩猟日記のネタがない。

上田市街はたまに雪が降るが積雪はない。菅平はこのような感じ。

菅平のパインピークスキー場前の道路
菅平のジビエ処理場前

鹿がとれない間は、雪かきをしたり、屋根の雪下ろしをしたり、お肉の配達をしたりしていた。東京のレストラン1件、菅平のホテル1件は、年内の納品をお断りした。申し訳ない。冷凍のお肉の在庫はまだあるが、冷蔵のお肉の方が美味しい(僕は思っている)ので、レストランにはなるべく冷蔵のお肉を送りたい。

12月30日

4月〜11月まで、りんご畑を訪問する害獣を駆除していた。鹿とアナグマを捕獲したくて罠をかけているので、害獣を駆除したい果樹園さんとは win-win の関係だ。なのだが永井果樹園さんからお礼をしたいと電話があり事務所に伺うと。みたことのない量のりんごを頂く。5日連続鹿がとれなくてしょぼくれていたので気持ちが救われた。

12月31日(大晦日)


今年最後の罠の見回りにでかける。1年の終わりに良いサイズの鹿が罠にかかっていた。

写真中央
2歳のメス鹿

処理場でありがたく解体させてもらい、お肉を配達して1年を終えることができた。鹿事業も3年目、会社の同僚、菅平の協力者、取引先のレストランの方、りんご農家さん、上田市で応援してくれる友人、昔の会社の同僚、猟友会のおじいちゃん友達、みなさんのおかげでなんとかまた1年持ちこたえた。心から感謝を申し上げたい。