見出し画像

狩猟日記:2024年2月10日〜22日(りんごの新芽)

鹿肉の注文があるのに鹿が捕獲できずしばらく日記をさぼっていた。
2月13日:鹿オス4歳(表紙)
2月18日:猪オス0歳
2月20日:鹿オス4歳
2月21日:鹿メス2歳
2月21日:鹿オス1歳
現在、冷凍庫の在庫は空になり、捕れた鹿は全てレストランに配送しているバタバタの状況。捕獲数をあげる為に新しい山に罠を7個追加した。

この期間の写真をランダムに

菅平のホテルシュワルツの料理長「ジャン」に鹿肉を納品。菅平のゲレンデで鹿カレーが食べられる。
ある日の夕食。鹿ヒレのロースト。
角の大きな鹿は捕獲(生きたまま搬送したいので)するのが危険。湊さんに手伝ってもらって2人で縛る。
西荻窪の「和食なない」さんにイノシシを1頭ドーーン送る。
鹿ハツの燻製。三浦さんに手伝ってもらって燻製の味見。かなり美味しい。

2月の中旬の上田市真田町は毎朝-10℃くらい。処理場がある菅平では-20℃になることもある。こんなに寒いのにりんごの木には新芽がでている。この時期、鹿のご馳走の候補に、このりんごの新芽がはいっているらしい。新しく罠を追加した周辺には小さなりんご畑が点在しているのだが鹿の害がひどい。

これがりんごの新芽

この新芽を鹿の口が届く範囲、全部たべてしまう。もちろん食べられたらりんごの実はならない。少し分かりづらい写真だが、新芽を食べられた写真を2枚ほど。

果樹園のおじいちゃんも、もう諦め半分で剪定作業をしていた。