コロナ禍でのヘアサロンの在り方を考えてみる〈私たちに出来る事は何か〉
どうもこんにちは。Sugaです。
緊急事態宣言が解除されてから3週間が過ぎようとしております。
そんな中で、美容室の予約状況とはいうもの、
どこのサロンも“かなり忙しい”という声が多いですね。
要因となってるのは
・自粛で我慢していた
・梅雨入りで不快指数が高まった
からであると読み取れます。
しかし、
緊急事態宣言が解除されたからと言って
正直不安も多い所。
まだまだ余談は許されません。
コロナに対して、ヘアサロンがどのような施策を講じていたか?
あるデータを参考に、ヘアサロンが「コロナ」に対して講じた策を読み取っていきます。
1位 従業員のマスク着用
2位 店内の消毒の徹底
3位 従業員のうがい手洗いの徹底
などなど、色々と試行錯誤して取り組んでおります。
こうした頑張りもあって、
美容室からクラスターが発生したのは全国24万件ある中で2件?ほどかなと、実績として表れております。
ここで注意したいのは気の緩み。
今までの売り上げを戻そうと、躍起になって予約を取ったりしては、本末転倒です。
少し落ち着いてきたとは言え、
ある程度は継続していく必要があると思っております。
お客様にとって美容室とは?意味を考えてみる
上記の対策を徹底する事により、
感染症を予防していける事がデータとして分かりました。
しかし、本来美容室という場所は
お客様が髪の毛を素敵にする場所である事は
もちろんのこと、
・癒しの時間である
・贅沢なひと時
・特別な時間
というように、
“日常に寄り添ったエンターテイメントの一部”であるとも言えます。
で、あるならば
〈感染症対策に気を向けない事+普段の接客〉では、
上質な時間の提供が半減されてしまいます。
この問題、、、
どうしたら良いのでしょうか?
コロナに対して安心感を得て、且つ居心地の良い空間を提供していくには
表面的な対策では“居心地”に対して
限界があるという事も見えてきました。
で、あるならば
美容室のデザインそのものを
コロナスタンダードとして
“安心×おしゃれ”
にしていけば解決。
もっと踏み込んでみると、
コロナスタンダードだが
「感染症を気にする事のない状況でのサロンデザインも見据える」
事がとても重要であると捉えております。
即ち、時と場合に応じて臨機応変に
デザインチェンジが可能なサロンにするという事です。
何故ならば、
経営的な話し、席数が揃わないと
坪数に応じた売り上げが立たないからです。
そこも視野に入れてのデザイン設計
少し先のヘアサロンのカタチ
これが“ヘアサロンデザイン2.0”です。
具体的な施策を公開
①アクリル板の仕切りについて
まず、コロナの影響でよく耳にするようになった、ソーシャルディスタンスについて。
本来ならば、5席用意が可能なスペースに
3席のみ設置。
同時に席の間にオシャレなアクリル板で仕切りを作りました。
空間を広く取る事で、3密を防ぐ事が可能です。
②抗菌の壁、壁紙を使って
抗菌の壁や壁紙がある事をご存知でしょうか?
一般的には病院等で扱われているようですが、
ウィルスが壁に仮に付着したとしても、
死滅させる事が可能です。
ある意味バリアに守られた空間となっております。
③密室でになりやすいカラーラボをオープンに
密室に近い状態で設計しやすい、カラーラボのデザインを完全にオープンにして、お客様からもよく見えやすい作りにしました。
・換気×オープンカウンターでおしゃれ感up
一気にカフェっぽく、おしゃれになります。
④荷物管理は全てロッカーにて完結させる
こちらで手荷物を預かる事も一つのリスクと捉え、ロッカーの使用を考えております。
⑤空気清浄機
まず、ウィルス除去に欠かせない空気清浄機をフロアとシャンプーブースに設置予定です。壁と併せて徹底的に空気をキレイに致します。
⑥エアコンも空気清浄機の役割に
フィルターに、ウィルス除菌させるシートを挟み、エアコンさえもウィルス対策の一環を担わせます。
⑦iPadを全席設置
誌面の雑誌は基本的に色んな人が触れるものだから、
iPadで雑誌を提供する事に。都度消毒を行い、
清潔な物を提供していく。
などなど、
ややハード面ではない部分も紹介しましたが、
衛生面×おしゃれ
が保証されてるデザインとなります。
“日本初”コロナスタンダードで機能面に重点を置いたヘアサロン
このように、オープンのタミイミング
もしくは改装のタイミングでないと
ここまで大掛かりな機能チェンジは難しいと思います。
データにもあるように、
機能面でどうにか出来たサロンは無いと。
席の間にアクリルを増設したサロンもありましたが、
後付け感が否めません。
コロナを意識して
一つずつクリアさせる事が、これからの“時代”に必要になってくる事です。
その時代の先駆者となるべく、“在り方”を打ち出していきます。
さいごに
あと少しでオープンになりますが
1人でも多くのお客様に
・髪を素敵に
・心も素敵に
・癒しと贅沢なひと時
特別なエンターテイメントとしてお届けできるよう
空間を作っていきたいと思います。
引き続き宜しくお願い致します。
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