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わくわくの“お福分け”

ソシオファンド北九州で取り組む協働事業「びびんこ」
8年間の活動で13団体と協働を実施しています
協働団体の事業内容は、「障害者支援」「幼児教育」「高齢者支援」「フードロス」「産前産後ケア」「環境」と多岐にわたります

なぜそんなに多岐にわたるのか?
それは、協働先の選考の大きなポイントが、パートナー(メンバー)個人の“共感”だからです

「この事業って社会に必要だよね」だったり
「この人(起業家)を応援したい!」だったり

パートナー個人の関心事や課題感、置かれている状況によっても、その共感の基準は変化していきます
選考の基準をもっと明確にすべきでは?と思うかもしれません 

実際の選考では、事業の継続性や社会的インパクトの大きさといった点も大切な基準にしています
それでも最後は、「この団体・人と協働したい!」というパートナーの思いで決めることを大切にしています

それは協働に参加する“本気度”が変わってくるから

その“本気度”があるからこそ、まるで自分自身の事業のように感じさせてくれます
協働を通じた新たな取組がうまくいくかどうか
うまくいけば一緒に喜び、なかなかうまくいかなければ一緒に落ち込み、そして考える
そんなことを繰り返しながら協働は進んでいきます

この本気度の源泉はなんだろうと考えると、きっと協働先が目指す社会にワクワクしているからなんだと思います

協働を通じて、協働先からその目指す社会へのワクワク、事業成長へのワクワクを“お福分け(お裾分け)”してもらう

協働に参加したパートナーは、そのワクワクを、まるで自分ごとのように、ついつい誰かに話したくなる

そうすることで、さらに多くの人たちにそのワクワクを“お福分け”していく

そうやって、協働を通じて得られたワクワクを、次から次に“お福分け”の連鎖が生まれていきます

それは社会全体から見れば、きっと小さなことかもしれません

ただ、そんな“お福分け”の連鎖が、波紋のように広がっていくことで、「びびんこ」や協働先とはまったく繋がりのなかった誰かの気持ちや行動を、ほんのちょっとでも変えるきっかけになれば、それはなんだかうれしいなと思っています

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