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おはよう、
早起きの君に起こされて
あの丘に登りに行く

お寝坊な朝日に照らされた天女の羽衣が
目下の景色をぼかしてゆく
紫色に染まってゆく
午前5時前のまどろみ

もしかしたら、まだ夢の中にいるのかもしれない
いつもみたいに布団に引き込まれて溶けてゆく
今が何時だとかもうどうだっていいよ

おやすみなさい、おはよう、また会おうね
私たちだけの言葉で私たちだけの話をしよう
そろそろ私たちの朝が来るよ

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