どこへも行かない感情たちの行方。
時刻は23時前。思ったよりも乗客の少ない、夜の山手線にぼくは乗っている。行き先は自宅の最寄駅・・・ではない。これから最後の打ち合わせ場所へと向かっている。帰宅は丑三つ時コースになるかもしれないぞ、というゲゲゲの鬼太郎の妖怪センサーばりの多忙センサーが警告している。ということで、膝の上にパソコンを乗っけてカチャカチャとキーボードを打っている。隣の人を気遣い、心なしか優しめにソフトタッチで。
この文章を打ちはじめる2、3分前。ぼくは気持ちのままに、ツイッターでこんなことをつぶやいた。
なんだか、しみじみとそう思ったのだ。
人は誰にも言えない感情を抱えて生きている。
ぼくも、このnote原稿には書けない、いろいろを抱えて暮らしている。そうだなぁ〜。言えない、言わない、ことばにならないことが9割8分くらいではなかろうか。そうすると、言える、言ってる、ことばになることは2分、つまり2%ってことか。適当に書いてみたけど、案外そんなものかもしれないなぁ。
おっと、目的地へと到着したようだ。一旦ここまで。
そこから、うん時間が経過した。さて、続きを書くことにしよう。
人生にはいろんなことが起こる。じぶんも他人もよくよく観察していると、ほんとに不思議に満ちている。だからぼくらは、
誰にも言えない感情を抱えて生きている。
はて。その感情たちはどこに行っているんだろう?
ぷかぷかと風船のように空へと消えてゆくのか。
液体がとろ〜り垂れるように地面へとしみ込んでゆくのか。
さらさら雪のようにじぶんという器の底へ降り積もってゆくのか。
行き場のない感情たちの行方は何処に。
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感情って、なんともつかみどころのない、不思議な存在ですよね。だからこそ毎日のなかでは、その存在を忘れがちになっちゃったりしたりして。なんだか感情がいとおしく感じます。
追伸、、、
感情について、心理カウンセラーの細川一滴さんに聞いています。ので、ピンときたら聴いてみてくださいね。
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