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目を合わせられて、よかった。 P047.

 急きょ地元の長崎に帰ってきました。脳梗塞で緊急入院したおばあちゃんのお見舞いのためです。いまは母とふたり古びたビジネスホテルの一室でひと息ついています。

 来月3月父の命日に予定していた結婚式に、おばあちゃんも列席を予定してくれていました。89歳で腰も大きく曲がっているけれど、体も気持ちも元気なおばあちゃんだったので、東京での結婚式に出てくることを喜んでくれていた、そんな最中に入った突然の知らせ。妻と一緒にウエディングドレスを試着しに行く日の朝、親戚のおばさんから電話がかかってきて、声を失いました。

 正直な気持ちを、隠さず書きます。

 「またか……」

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読むだけで、あなたの人生が動き出します。これは、わたしとあなたの物語の本です。ぼくの人生とあなたの人生がリンクして、魔法のような人生物語が…

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