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自分でつくった柵をとっぱらって、外へと飛び出そう。 P010.

 世界は広い。ものすごく広い。ぼくは都営三田線の朝の満員電車のなかで思った。左右の座席にはスーツをきっちり着こなしたサラリーマン。目の前には眠たそうな顔をした若いOLさんが立っている。彼女の小さなバッグをぼんやり見つめながら思った。世界は広い。ものすごく広い。

 あなたの住んでいる世界はどうだろう? あなたの住んでいる世界も広いだろうか? この世界は広いけれど、あなたが住んでいる世界が広いかどうかはわからない。ものすごく広い世界のなかで、小さな柵をつくりそのなかで、働いては、暮らしては、いないだろうか?

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読むだけで、あなたの人生が動き出します。これは、わたしとあなたの物語の本です。ぼくの人生とあなたの人生がリンクして、魔法のような人生物語が…

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