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偶然やら思いがけないことを楽しもう。

都内ホテルのラウンジにいたら、メンターで作家の本田健さん夫妻とバッタリお会いしました。直前までアメリカの映画監督と会食だったようで、エネルギーのおすそ分けをしてもらった気分です。本田健さんは来年アメリカをはじめ世界各国での出版という大きな節目を控えていて、穏やかな人柄ながら胸に秘めた情熱にいつも心を震わされます。

気分よく帰るとマンションの駐車場で車に乗った奥さんのご両親とバッタリ。奥さんも交えて先日のジュエリーの展示会のお疲れさまディナーだったようです。そういう機会があるのっていいなぁ。エンジンの音を残して出ていく車を見送り、夜空を見上げた。亡くなった父も含めて、僕も両親や弟と家族でまたご飯に行きたいな、なんて思ってちょっとしんみり。

部屋に戻ると奥さんが、おかえり。ただいま、と僕。玄関に置かれていたアマゾンからの茶封筒を手にリビングのドアを押す。いちばんにスピーカーのスイッチをONにして、スマホのミュージックライブラリーで選曲。ビル・エヴァンスのWhat's Newをかける。アマゾンからの本を取り出す。黄色い表紙にちょっとコミカルなイラストたち。『 タイムトラベル 「時間」の歴史を物語る』が届いたようだ。

-----時間とは何か? 古今の物語&偉人を総動員して今、挑む。

なんとも興味深そうではありませんか。読むのが楽しみです。ちなみに明日には、こんな本が届く予定です。アイザック・バシェヴィス・シンガーの『不浄の血』。こちらは表紙にインパクトがあるので載せてみることにします。もちろんまだ読んでいませんが、これは好きな人は好きだろうなぁと。僕は早く読みたくてたまりません。。

熱い珈琲を飲みながら、今日という一日は終わりを迎えようとしている。お、そういえば。ビル・エヴァンスのアルバムもバッタリ目に止まってかけたし、二冊の本もバッタリ出会って購入にいたったんだった。

よくよく日々のことを思い出してみると、思いがけないことや、偶然に満ち溢れている。もっと偶然の導きに頼って、思いがけないことを楽しもう。

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