ひとの言葉を真に受ける。
半年間にわたる櫻井秀勲先生の文章塾が、きのうで最終回をむかえました。先生から教わったのは、文章のテクニックではなく、作家としての在り方や生き方でした。先生から事あるごとにいただく言葉は、僕の視野をひろげ、意識をふかめ、ステージを上げてくださいました。
たとえば、つい最近も、「これからは、日本人の本が世界で売れるようになりますよ。いかにコスモポリタン作家になるか、テーマによっては、大ベストセラーになりますよ」という言葉をいただいたのです。
拝読した瞬間、それはもう、受け入れがたいことこの上なし、でした。しかし、コスモポリタンを検索してみました。「① 国籍などにはこだわらないで、全世界を自国と考えている人。世界主義者。② 世界を股(また)にかけ、外国(人)と交際の広い人。国際人」とあり、心のどこかでワクワクしたのがわかりました。
とまぁ、本当は、検索などする前から、櫻井先生の言葉は真に受ける、そう決めていました。ちなみに絵本をつくると決めるのにも、先生が松本清張から言われたという「自分の作品が1番! と思っていることですよ」という言葉が助けになってくれたのです。誰も彼もの言葉を真に受ける必要はありませんが、この人はと決めた人の言葉を真に受けると決めてみてください。自分のちいさな殻を壊してくれて、きっと変化が起こるはずです。
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今日も読みにきてくださって、ありがとうございます。櫻井秀勲先生のfacebookぜひフォローしてみてください。ちなみに今度、川端康成と三島由紀夫のことについて、NHKの番組でお話されるようです。いま書かれている本も、まだ書けませんがスケールが違います。。
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