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RADIO:【短編小説の朗読】

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短編小説の朗読はこちらです。 ◉FM BLUE SHONAN 78.5 MHz にて絶賛放送中【九里みほ のMOFU MOFU RADIO】名コーナー「今夜あなたに聞かせたい物…
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記事一覧

RADIO:【こざかしい娘】

短編小説の朗読・第50弾。 おもしろい。50本もお届けしているのに、まだ1度も視聴頂けていない皆様。とにかく短いので聴いてみてください。「どうして?」が溢れているこの世界。世の中を斜に構えた、こざかしい多くの皆様に響くことでしょう(笑)

RADIO:【魂の面接官】

短編小説の朗読・第49弾。 自分の言いたいことが言えない世の中。本当に選びたい方を選ぶことを憚られるご時世。何度も何度もこの世界に生まれ続ける魂としては、今度こそは自分史上最高の人生を過ごしたいと信じて生まれ変わる。前の方が良かった。なに次は良い人生さ。ずっと彷徨うすべての魂に…

RADIO:【3つのいえ】

短編小説の朗読・第48弾。 多くの童話が「めでたしめでたし」で終わる。実際の人生では、ハッピーエンドばかりではない。そこで終わりでもない。これからも「つづく」物語。楽器の弦を爪弾くように上質な世界を紡ぎ、音楽が流れる瞬間、奥深い感情が溢れて来ました…

RADIO:【特別編202502】

気がつけば、短編小説の朗読も50本に届こうとしています。 俳優でナレーター、ウクレレ奏者の九里みほさんと、その番組にゲスト出演頂いたたくさんの皆さんが、ラジオの朗読を超えたボイスドラマを展開しています。 noteには『スキ』の他に、『ビュー』があり、どれだけの方が聴いてくれたのか、実は作者にしかわからない指針があります。せっかくなので、これまで多くの方に支持された作品をご紹介いたします。 もちろん、他にも愛すべき作品がありますので、皆さんのお気に入りを見つけて頂けますと

RADIO:【困り顔の彼女】

短編小説の朗読・第47弾。 「沈黙は金」という言葉がある。最後は自分次第。「はなしてはいけない」「話しては」「放しては」…本当に困った時、ひとは無表情となるのか。解き放された時に開放する安堵感。曲が流れた瞬間、救われた気分になる朗読。これは事件です。

RADIO:【副業サンタ】

短編小説の朗読・第46弾。 時として、キャラクターというモノは不自然なことがある。目立ってはいけないサンタはなぜ赤い服を着ているのか。通常時、サンタはどんな生活をしているのか。そして、なぜみんなオジサンなのか。みんな、風貌に騙されているんですよ。空想の翼を広げましょ♡

RADIO:【曖昧な話】

短編小説の朗読・第45弾。 他人の会話を盗み聞くと、大概、よくそれで話が進むよな、と思うことがある。奥様方の井戸端会議、カップルのトーク、会社の会議…一方が聞いていないのか、忖度してテキトーな相打ちを打っているのか。他人に任せながら、自分の意志を貫く人、それでもこの世は回っている。

RADIO:【ユメのない夢】

短編小説の朗読・第44弾。 初夢、夢占い、夢枕に立つ…夢は自由。夢は叶わない。夢は夢。寝て見るのも夢、希望をカタチにすることも夢。ユメのない夢。「歌劇夢(カゲキム)」を見たら、これは夢だと気がつくが、夢だと思って楽しむことも、素敵な時間。

RADIO:【巡り合わせの移動販売】

短編小説の朗読・第43弾。 私たちが取り扱う商品は、信じる人には効果があるし、好きな人には美味しい。それが商売なのだから当たり前で、興味のない人には二束三文、なんの意味もない。そもそも世界中すべての商品がそうなのだから、安くないからいらないとか、信じられないならば買わなくて結構。結局、誰が売っているか、人と人との関係だけが大事なのだ。

RADIO:【ハッピーエンドが待っている】

短編小説の朗読・第42弾。 妄想世界の住人が語りかけてくる。創造者にはよくある話。ドラマでも映画でも、役者にその役が取り憑くこともよくある。そんな時、名作が生まれる。神ががるという表現もあるが、創造者がその世界を作ったのだから、その世界ではある意味、神なのかも知れない。ただその世界が正義とは限らないから難しい…

RADIO:【感情デュフューザー】

短編小説の朗読・第41弾。 何でも話せる友達はいますか?甘えられる仲間は?感情的な人は、自分の気持をウチに秘めないことで羨ましく見られがちですが、その実、ああ、あんなこと言わなければ良かったと後で後悔しているかも知れない。いまの時代、何も言わない美徳もありますが、みんな心の中で毒ついているようにも感じる。何が良いかは一概には言えませんが…

RADIO:【テレビ、救ってみない?】

短編小説の朗読・第40弾。 気がつけば40本ですか。記念すべき今回は12分弱の長尺、九里さんお一人で、闘って頂きました(笑)ラジオもテレビも、様々な物語があって、そこに行き着いたモノを視聴者に届ける。いまは視聴者優先の番組づくりが多いが、常に新しいことを考えている。新しいことは一度やると鮮度が落ちる。また新しいコトを考える。すべてそのタイミングである。どうか温かい心で向き合って欲しい。

RADIO:【癇癪玉の味】

短編小説の朗読・第39弾。 小林泰三、大石圭、鈴木光司、江戸川乱歩、三崎亜記を好んで読んでいた。…そして今回の作品、【トマト、いかが?】【家政婦3】の流れである。パチンと弾ける感情、何かが砕ける破裂音、だから癇癪玉。AIのイラストも逆に不気味で、笑う人って何か怖くて。あんまりこんなことは言いたくないが…本編の音声、ちょっと大きな音でご確認ください…事件の説明前に、何回かノイズ入りますよね?

RADIO:【バケモノ】

短編小説の朗読・第38弾。 そうか我々の日常は喜劇だったのか…そんな再発見😁。大人が大真面目で夢を作っている裏の世界。しかし傍から見たら、こんな感じなんだ。言葉の端々から伝わる急いでいる感。ちょっと休ませてあげれば良いのに、許されないプロの現場。個人的には手を上げて走ってくるバケモノも、造形技師がリアルでプロ意識を感じる。いまの若者には理解しがたいだろうなぁ…(笑)