The day a burden was lifted.②
歌声に沼る生活編
・初ライブへの道のり
偶然TVで見かけた歌声に、完全に心奪われた私は、その夜からすぐ、ネットでいろいろ調べ始め。
(というか、その日まで「好きなアーティストは、コンサートに行けば、生で歌声が聴ける」ということに気づいてなくて)
いろいろ調べて、はじめて、HPがあること、ファン同士が交流できるコミュニティサイトがあること、アルバムをひっさげてのコンサートツアーがある、ということ!を知り。
でも、もう、チケット先行とかは終わっていたタイミング。
一般販売の日に、当時ISDNの死ぬほどおっっっそい回線にイライラハラハラしながらチケッティング。
奇跡的に1枚Getできたときは、思わず叫んだ。
2008年、5296ツアー福岡公演に、ひとり参加。高速船で鹿児島本土へ→新幹線で博多に向かい。
駅に着いたは、いいものの。駅前は、何やらコブクロのファンと思わしき人、人、人の列。
まだ博多周辺の地理に明るくなかった私は、会場まで、どう行けばいいか分からず。
臨時シャトルバスにひたすら並んで1時間以上かけてマリンメッセへ。
会場に辿り着いたときは、もう、へとへとだったけど…コブクロの生歌が聴ける夢が叶うのか思うと、嬉し過ぎてフワフワしながらツアトラ前で写真とったり。一転、会場内では、緊張しすぎて吐きそうになってたり。スモークが焚かれ、少しひんやりしている会場内と独特の匂い。諸注意事項のアナウンスも、聞こえてはいるのに頭に入ってこない、そんな興奮をひとりで噛み締めながら、開演を待った。
席は、ステージ正面のスタンド席後方。
ステージからは、とっても遠かったけれど。
初めて「桜」を聴けたときは、泣いたら自分の嗚咽で歌声た聞こえなくなると思って、息するのも堪えて必死だった。
凄まじい感動に包まれて、終演後のアンケートも、表面におさまりきれず、裏面まで書き綴った。
それくらい、感動とありがとうを、二人に伝えたかった。
・ライブの余韻は暮らしを潤す
そしてそこから、コブクロ中心の生活。
一度、生歌を聴いてしまったから、日常に戻ってCDを聴いても、頭の中では、ライブで聴いたあの声で再生される。幸せ。
オフィシャルの携帯サイトやHPで、出演雑誌やテレビ、各種メディアをチェックしたり、ラジオリクエストしたり。
ファンコミュニティでは、毎日全国のファンの方と言葉を交わし合ったり。
介護のストレスや仕事の疲れも、コブクロの歌を聴いてさえいれば元気になったし、毎晩ディスクが擦り切れるぐらいライブDVDを見て幸せに浸っていた。
(事実、「MUSIC MAN SHIP」は、見過ぎでキズがつき再生できなくなったため、もう一個DVD買った)
私が毎晩しつこいぐらいコブクロばかりみているものだから、母もファンになり。
10周年記念ライブは、母の分もチケットをGetし、野外ライブなのにも関わらず、コブクロライブ初参加の母を、和歌山まで連れて行ったのだった。
→③へ
Uターン後に介護生活に翻弄されていた頃のお話しはこちら🫱
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