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オンライン研修の課題
オンライン研修は、従来のリアルの研修とは全く異なります。それまで、自然にできていたことができず、インストラクションのテクニックも効果がでません。
1.刺激を与えることができない
従来の研修では、同じ会場にいるため、「注意を引く」ことや「ドキッとさせる」こと、「引き込む」ことなどを、インストラクションのテクニックを使ってできましたが、オンライン研修になると、どれも、オンラインではできないものであったり、オンラインでやっても効果がなかったりします。
受講生は、ただ、画面の中で動く研修講師の画像を見て、イヤホンから聞こえる声をきくだけになり、刺激がなく眠くなります。
2.言語化できな「魅力」が伝わらない
インストラクションの技術のひとつでもあるプレゼンテーションのスキルの「プレゼンス(存在感)」をオンラインで発揮させることが特に難しいです。人気講師には必須の「プレゼンス(存在感)」ですが、オンライン研修になると発揮できないため、終了後のアンケート結果が大きく変わってしまいます。
3.オンライン研修に適した伝え方が必要
インストラクションの技術のひとつでもあるプレゼンテーションのスキルに「デリバリー」があります。簡単に言えば伝え方です。これも、従来の研修と同じことをやっていては質が下がります。「どこを説明しているか分からない」という受講者の感想が出る場合は、「デリバリー」が効果的に機能していないと考えた方がいいです。