美術館の裏側を伝える展覧会

おおよそ5月辺りから、気になる美術ネタをストックしていたみたい。
そのため、既に終わってしまった展覧会の情報も含まれていますが、あまり気にせず、感想を自由に書いていきたいと思います。



※こちらの展覧会の開催は終わっています。

神奈川県立近代美術館 鎌倉別館で開催されたこの展覧会は、「美術館の裏側で行われている仕事や取り組みに光を当てる」ことを目的としていたようです。特に美術品の修復作業に焦点が当てられていたとのことで、裏舞台が好きな私にとっては非常に興味深い内容でした。
古賀春江の作品が修復されたエピソードについては、ぜひ美術館でじっくり読んでみたかったなぁと思います。当時記事を見つけた時は「ふーん」と軽く流してしまっていたけど、今になってその機会を逃したのが悔やまれます。

記事の中で気になった一文がこちら:
「そもそも保存修復の専門家が専任で勤務している美術館は、全国でも数館に限られるという。」

そうなんですね。保存修復の専門家が専任でいる美術館は少なく、多くは外部の専門家に依頼することが多いようです。知らなかったので、勉強になりました。

また、「まもり」の中で「作品の移送や収納、空気環境や光、虫からいかに作品を守るかといった資料も展示されている」という一文にも心惹かれました。展覧会で美術品が展示される裏側には、専門家たちの絶え間ない試行錯誤や努力があるんだなぁと思うと、ただ作品を楽しむだけでなく、その裏にある物語にも思いを馳せることができそうです。

……ああ、やっぱり見に行きたかったなぁ〜!後悔先に立たずですね。やっぱり「見に行きたい」と思った展覧会は、迷わず期間内に行くべし!と心に刻んでおきます。
面白そうと感じる展覧会の情報に、また出会えますように。

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