僕と妻のポーランド日記10
ポーランドに来て一番びっくりしたのはテレビです。大学提供のアパートは日本では見かけないブラウン管。どの家もそうじゃないと思うし、ちゃんと映るので僕らは全然構いません。料理専門、映画専門、ナショナル・ジオグラフィーなどチャンネルも70ほどあります。びっくりしたのは映画の吹き替え。一人の男の人が、男優も女優も子供もお年寄りも全部やるのです。ロマンチックな場面も男女両方、男の渋い声。もちろん、ちゃんとした吹き替え作品もありますが、ミッション・インポッシブルなどアメリカ映画チャンネルはすべて男の声。これでは声優なんて職業は成り立たないでしょうね。