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想定したなら、急がば回れ
こんにちは、山梨県北杜市のまちの税理士です。
タイトルにある「想定したなら、急がば回れ」はまちの税理士が経営者として大切にしている言葉です。あくまでも概念的な言葉です。
ちなみに元ネタは⬇️になります。
基本的に想定できない状況というものは、ありません。もし予想と大きく異なる状況になったとしたら、 想定の仕方を間違っていたのです。正しい想定と、十分な準備、 これができていれば、 クリア出来ない状況などないのです。
感染症、物価高、人手不足など中小企業の経営を取り巻く環境は大きく変化しています。付加価値額を上げて賃上げをすることにより人員を確保したり、付加価値額を上げる一方で極力人を雇わない業態にシフトしたり、と経営の選択は様々です。
いずれにしても付加価値額の確保が重要であることは全業種にあてはまるのではないかと考えますが、付加価値額を確保するために単に値上げをすればいいという考え方には注意が必要だと思います。値上げしてもなお市場から選ばれるための大義や工夫がなければ、結果として市場から選ばれなくなる可能性があるからです。
ではどのようにして付加価値額を確保すればいいのでしょうか?
このような経営課題に対するまちの税理士のアプローチの仕方は、次のとおりです。
経営することは、想定することであり、準備をすることだと思います。そしてその想定・準備をどこまで自分の能力(㊟)の範囲内で、どれだけ整えることができるのか。即効性を求め過ぎず、短期間で判断を下さず、そして何よりも自分に優しく、楽しく取り組むことが重要なのだと思います。
だからそう、「想定したなら、急がば回れ」なのだと思うのです。
㊟学習することにより高めることは十分に可能ですし、組織があるのならば「組織の能力」と置き換えてもいいと思います。