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『庭、垢抜けました?』ーーどうする?雑草。
前回、畑をつくるために『土づくり』を頑張りました。
ここも結構広いのですが、この広さの3倍程の土地がまだ雑草ボーボーのまま残っているんです。
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大人の腰の高さ位あります。
前回雑草抜きした時は、原始的な鎌(かま)で頑張りました。
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しかし!このnoteを読んでくれたオーナーさんたちが電動草刈り機を持っていることが判明し、お借りすることができました!!
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いいねぇ。
YouTube動画で電動草刈り機の使い方はバッチリ予習済
まさか電動草刈り機まで握ることになるとは思ってなかったけど、この広さは文明の力を借りないとどうしようもない。
電動草刈り機、「重いのかな」とか「ちょっと操作するの怖いな」とか一瞬思ったけど、なぜか私1人の時は逞しくなるんです。
家でゴキ◯リが出た時も、旦那さんがいると「ギャー!早くどうにかしてー!」って騒ぐだけなんですけど、
1人の時は「あっ殺虫剤どこかな」→シューー→息の根が絶えたことを確認し袋に入れ外のゴミ箱へ
この一連の流れをスムーズに行える。
なんでだろ。
とまぁ、“やるしかない”ということで、電動草刈り機を握りスイッチオン!
「ッッヒュゥーイーーーン!」という起動音にテンション上がる。
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歩くだけで雑草が綺麗に刈られていく!
感動ものでした。
これを知ってしまったら、もう原始的な鎌には戻れない。。
もちろん狭い範囲や、刈りたくない植物が近くにある場合は原始的な鎌が良いのでしょうが、
この広さは電動草刈り機じゃないと厳しかったです。
原始的な鎌だと3時間かけて刈ったところの3倍程の広さを、1時間くらいで刈ることができました。
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テンション上がる。
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そして、雑草が生い茂っていた時はわからなかった発見がたくさん。
↓
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キャンプファイヤーとかするスペースなのかな?
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初春はふきのとうがたくさん採れそう。
草を刈って、「いずれ花を植えたいな〜」と思う場所を耕しておこうと掘ってたら…
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ヤバハウスの方の『崖の上ガーデン』にちょうど水仙を植えたいなと思ってたからラッキー!
棚からぼたもち〜
根っこが乾くといけないので、ヤバハウスの『崖の上ガーデン』に植えに行きました。
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『崖上』『波音』のコラボレーション。
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草刈りをしてスッキリした『波の音ガーデン』ですが、問題は刈った雑草をどうするか?
ここ数年、肥料等が高騰していて、園芸界も農業界も国内の資材で賄おうという動きが本格化しています。
そこで(一部で)注目されているのが“雑草”。
雑草を堆肥化して土に戻そうというわけです。
腐葉土なんかも買うと高いから、肥料成分は期待出来なくても土質改善には効果があるのではと私も思います。
ただし!これをやるには欠点があり、少なくとも数ヶ月は雑草を置いておかないといけないんです。
一般の家庭園芸レベルでこれをやろうとすると、「場所がない」「景観がよくない」等の理由でちょっとやりにくいんですよね。
でもこの広さなら存分にできる!
張り切る私。
近くのJA糸島アグリへ車を走らせ、雑草堆肥化に役立ちそうなものを買いに行きました!
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『分解ヘルパー631』15kg(笑)
家庭園芸レベルなら15kg使うのに何年かかることか…
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本当は今、園芸界で話題の『カルスnc-r』が欲しかったけど、ここには売ってないようで。
でも『分解ヘルパー』のほうがペレット状なので何かと使いやすそう。
開封してみるとこんな感じ。
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この中にバチルス菌たちがいっぱいいるらしい。
堆肥化にあたり、なんかちょうどよく四角い木枠エリアがあったので、適当に雑草をそこに集めました。
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例の如く、私は適当人間なので、分量表記を読んでもピンと来ず(笑)
適当に両手いっぱいすくってバラ撒くを繰り返しました。
『分解ヘルパー』は濡れた状態じゃないと働かないらしいので、最後にホースで水やり。
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水を撒いてもあまり保水しなさそう。
しかも堆肥化にも時間がかかりそう。
晴れの日が続くみたいなので、バチルス菌たちが働き始める前に乾いしまうかもですが、とりあえず様子見で。
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まだまだ雑草は大量にありますが、上手く堆肥化が進んで土に還していけたらなぁと思っています。
今回大量の雑草を前にして、これを“ゴミと見るか資材と見るか”は大きいなぁと。
ゴミとして捨てるとゴミ袋代もかかるからなぁ。
そして今後は「雑草もらえませんか?」みたいな時代が近い未来にやってくるんじゃないかなと。(米糠も値段がつくものに変わったから)
雑草回収BOXみたいなものが地域にあれば良いかも。
需要が生まれたら価値が生まれる。
そして需要って『光の当て方』次第なんだろうなぁと。
しかも今までは「人間にとっての需要」だけ考えてたらよかったけど、これからはfor〇〇(←この〇〇には様々な何かが)がたくさん出てくるんだろうな。
刈り取られた雑草をどうにかしようと思いながら、そんなことを考えました。
おしまい。