Yasufumi Suehiro

だれにも気づかれない「もののあはれ」たちを、そっと拾っていきたいと思ってます。

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最近の記事

夏初めの

夏初めの 陽々にまばゆき青もみじ 戯れた風にも いまだ惑わん

    • 男子たる者、釣れんでどうする

      凪ぎ海に、 竿をかざして夏ひぐれ、 思い届かじ故をしるらむ。 (釣れなくてもきっとたのしい。兄弟仲善きこと哉。)

      • 「自由」と呼ばれる向こう河岸

        有象無象のドラム缶。 向こうっかわの、娑婆の自由に あこがれる。 でも、 その「自由」にやがて殺されることも なんとなく知っている。

        • ひとは壁に対峙して成長する

          乗り越えられぬことを他の所為にして、 挙げ句の果てに取り乱し、罵詈雑言を浴びせることもある。 そんな弱さを見透かすかのように、 どしっ、と立ちはだかる。 静かにこちらの怒りや悲しみを受け止める。 そして、ひとしきり泣き止むのを、じっと待つ。

          Like a Spider

          Like a Spider

          交流

          都内某A区、A瀬川土手の壁の、 いわゆる原始的「SNS」。 仁義として、他所者のカバチにも一応きちんと返事する。 描いた文字の上から被せてくるのはいまで言うところの「いいね!」の証。 ただ、「竹乃塚一家」の「塚」は火へんではないから、 応酬して、ここにバッテン(校正)してほしい、 埼玉・戸田の某・グループ。

          退屈はきっと平和で出来ている

          あ〜、たいくつ、と感じたとき、 それは「平和」っちゅうことなんだと、 思い違えたい。

          退屈はきっと平和で出来ている

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          SweetKiss 185

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          悩んだり病んだり、時々救われたり。

          悩んだり病んだり、時々救われたり。

          宙を悠々と颯爽と。(もはや尊敬の域の高度)

          宙を悠々と颯爽と。(もはや尊敬の域の高度)

          あらがえぬ、黄昏のおとずれ。老パンダは引き際を思う。

          あらがえぬ、黄昏のおとずれ。老パンダは引き際を思う。

          生真面目の、憂い

          精密機械がすこしでも狂うと、 あるいは、 規則正しい生活のリズムがすこしでもずれると その行き先は、もしかしたら、 手のつけられない闇へ闇へ行く。 そんな危うい『点』と『線』をむすぶバスが、 静かに、長閑に往復している。

          生真面目の、憂い

          蒼々連句

          蒼い息で塞がれた空が、 ずっとずっと、つづく。 さめざめとした言い訳に すこしうんざりしながら。 蒼い雨で閉ざされた壁が、 ずっとずっと、つづく。 つかめどつかめど手が濡れて、 すこしうんざりしながら。

          春の日はるか陽のぬくもり

          恥ずかしくなるくらいに照らされ、 やや惑いながら、 まばゆいお天道さまに手招きをする。 ここにいるよ、と言っておく。

          春の日はるか陽のぬくもり

          敗因は超・長期戦。

          草vs放置台車。 おそらく4〜5年越しの「上四方固め」で、草の勝ち。 台車は完全に腹見せ状態。 そのうち、じわりじわりと土に沈む。

          敗因は超・長期戦。

          うたたかのともしびと、にぎわいと。

          ああ、たのしかった時間もおわりだよ。 だけど、 お祭りの『かけら』は、持ち帰ったりしたらだめだよ。 もし、手にしていたら、そこで手放さないとだめだよ。 あとで、きっと寂しくなるのだから。 とても寂しくなるのだから。 それをなぐさめてくれるのは、 また来年の今日までつないでくれる時間だよ。

          うたたかのともしびと、にぎわいと。